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千里の頭痛も一歩から

2024年4月17日 晴れ
片頭痛指数:20%
緊張型頭痛:40%

ひさびさに体調が良いと感じる1日だった。

朝起きた瞬間は重々しい頭痛に包まれていたが、昼過ぎには痛みが柔らかくなっていた。昨日よりも痛みが少ない事実があるだけで気持ちは浮かぶ。

調子がいい日は、昨日と今日の暮らしを比べて「何があったから頭痛が良くなったか」を記録しておく。
これまでの要因は気圧が安定している日だったり、単純にお休みの日だったり。
そうすることで改善への道を1歩ずつ歩むことができる。

昨日を思い返すと、最近飲んでいる薬とは違う種類を飲んだ。
私は医師から様々な種類の頭痛薬を処方されており、どの薬が自分の身体に合うかを試している段階だ。
1日だけの記録だと「この薬のおかげ」とは言い切れないが、少なくとも身体の調子は改善できている。
たった一粒の錠剤で身体に変化がこれほどまでに起きるのも奇妙な話だとは思うのだが、実感というものはあらゆる物事を納得して飲み込めるので美しい。

会社からの帰路に着く。1週間前まで咲き誇っていた桜の花びらはほぼ全て道路に散らされていた。濃いピンクに染まった歩道も相まっていつもの帰り道よりも華やかに感じた。痛みが弱くなるだけでこんなにも気持ちは晴れるのか。頭痛がまったくない日が訪れたら私は空も飛べる気がする。来年はさくらといっしょに舞いたいね。

⭐︎

数年かけて悪化し続けたこの偏頭痛を治療するためには、おそらくだが同じように数年かけて治していかなければならないのだろう。根本的な治療薬はまだないが、小さな意識を積み重ねて変わっていくしかない。上辺だけの頭痛治療なんて効かなかったのだから。

自分の強い意思を持って立ち向かっていかねばならない。あと何十年も片頭痛に悩まされながら生きていくなんて地獄だ。

自分の身体にあわせた治療を諦めずにやり続ける。おそらくこれが答えだ。体調がマシな今日という前向きになれる日に記しておく。


来年の春は1日でも笑顔でさくらを見上げられるように、がんばる。

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