歴史体験を可能にするVRツアーに乗り込もう!
タイムトラベルで日本の歴史を感じよう
タイムトラベルができたらどんな時代に行きたいですか?
私は例えば卑弥呼に会って本物の「親魏倭王」の金印を見せてもらったり、建てられたばかりでぴかぴかのお城が見てみたいです!
白黒写真をカラーで再現する技術が近年発達して、大正時代のカラフルな町並みなども見れるようになってきました。当たり前のことかもしれないですが江戸時代や大正時代も、現代と変わらないカラフルな世界だと、視覚的によく分かるようになりました。
いまも現存する武家屋敷群は日本各地にあります。
その歴史的建造物で当時はどんな人達に囲まれて、どんな暮らしをしていたのでしょうか。不思議なタイムマシンに乗って、歴史体験ツアーへお出かけしましょう!
歴史体験を可能にするVRツアー
今回アタリで制作した歴史体験を可能にするVRツアーは、ある歴史館に展示されています。
VRデバイスを被りライドマシンに乗ると早速VRツアーが始まり、現代、そして江戸時代へとタイムトラベルします。どのような体験なのか、動画をぜひ御覧ください。
▼武家屋敷群の現代を知る〜空の旅を楽しもう!
まずは現代の武家屋敷群を上空から楽しめる、空の旅から始まります。
近未来なデザインの空中遊泳ポッドに乗って、普段は見ることが難しい空からの視点で武家屋敷群を大迫力で楽しむことができます!
▼武家屋敷群の江戸時代を知る〜ミッションを通じて歴史を知ろう!
次はいよいよ江戸時代へタイムトラベルします。目の前にフルCGで再現された江戸時代の武家屋敷群が広がります。
コントローラー操作のチュートリアルが開始して、空中遊泳ポッドを操縦していきます。自分の操縦で武家屋敷群を遊泳しながら、出現するミッションをクリアしていき、ゲーム感覚で楽しく歴史を学ぶことができます。
デバイスについて
▼HMDについて
6DoFのHTC VIVE Cosmosを使用しています。このVRデバイスは6つのカメラセンサーと最適化されたソフトウェアでトラッキング精度が高く、ルームスケールのためのベース・ステーションやポールの設置が不要なため、メンテナンスがしやすく常設コンテンツに向いていました。
▼ライドマシンSIMVRについて
SIMVRという、HMDに特化した多軸モーションシミュレータシステムを使用しています。
3軸回転に加えてヒーブの上下揺れを加えた動きが可能です。
また、様々なアタッチメント用いて、豊富なVRシミュレータ用途に対応可能なところも特徴です。今回はフライトシミュレーター用のコントローラー( スロットル&ジョイスティックコントローラー)を使用しました。
歴史体験をテーマにした演出方法は他にも
今回制作したコンテンツはとある自治体の管理する歴史館に設置されています。自宅で体験できるVRとは違うよりリッチな体験はもちろんのことですが、特定の場所の時空を超えたコンテンツに触れることで、武家屋敷の景色が行きと帰りで少し違った景色に見えてくるのではないでしょうか?
過去にブログでも紹介したMRを使った歴史体験なども制作していますが、xR技術を使うと他にもさまざまな歴史体験が可能です。
歴史をテーマに、色々な体験ができると楽しいですよね!
施設の常設コンテンツの開発
アタリでは広告キャンペーンやイベント展示に紐づくxRコンテンツ以外にも、今回のような施設の常設コンテンツも制作しています。
特定の場所(美術館・水族館・テーマパークなど)におけるxRコンテンツのプランニングは、機器メンテナンスの利便性や運用のしやすさはもちろんですが、何よりも体験したユーザーに何を持って帰ってもらうかという事を重要視しています。
その1つがタイムトラベル体験というわけです。
でも、もしかしたら体験中にデバイスが壊れて現代に戻ってこれなくなってしまうかもしれませんので、注意してくださいね。
VRやMRなどが世の中に広がっていくと、こういったXR体験ができる場所はどんどん増えます。
アタリでは最新のデバイスや技術を組み合わせて、さまざまな体験づくりのお手伝いができます。ぜひご相談ください!