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5/2 vsマルセイユ EL(アウェイ)

アタランタ総評

 序盤はうまくいっていた。マンマークでハメに行くディフェンスが動きの少ないマルセイユにハマり、リバプール戦同様ポゼッションをせず縦に速い攻撃でスカマッカの先制点を生み出した。徐々に前線ではがされ、マルセイユのオフザボールが活発になるにつれピンチを迎えるようになる。コラシナツが負傷交代しパシャリッチが投入されてからペースを失った。マルセイユのコーナーキック慌てるようになり、そのコーナーから失点。その後もオーバメヤンを中心とした左サイドの攻撃の対応に苦戦するも、懸命についていき失点は許さない。連戦の疲れからか攻撃時の流動性が著しく減り、チャンスは交代メンバーのルックマンやミランチュクによるカウンターのみとなっていき、守備に回る時間のほうが圧倒的に長かった。しかし完全アウェイの1st legで先制点を奪い負けなかったのは善戦したと言っていいだろう。

スタメン

ムッソ GK 6.5
 良い飛び出しを幾度となく見せた。オーバメヤン相手に失点しなかったのは彼のおかげといっても過言ではないだろう。エンベンバのシュートは全くノーチャンスだった。

スカルヴィーニ RCB 6.0
 オーバメヤンのマークに苦しんだが、懸命についていった。1対1のマッチアップでは抜かれることもあったが、最後のところでシュートブロックやクリアで防いだ。

ジムシティ CB 7.0
 最後のところで体制を崩しながらでも懸命にクリアしていた。最終ラインまで侵入されることの多かった状況でも冷静でいることを忘れなかった。

コラシナツ LCB 6.5
 積極的に前に出てハリットのマークに徹した。クロスを上げられた決定的な場面でも戻りながらのバックヘッドでクリアしたが、この際にハムストリングを負傷、無念の交代となった。

ザッパコスタ RWB 5.5
 オーバメヤンをスカルヴィーニと一緒に見るという役割からか、ルイスエンリケへのチェックが遅れるときもあった。攻撃でも推進力を発揮することはできず、クロスも上げさせてはもらえなかった。

デローン DMF 6.0
 コラシナツの早期交代によりLCBを任せられることに。サールやエンディアエにスピード負けすることもあったが、鋭い嗅覚で味方のカバーリングにも奔走した。

エデルソン DMF 6.0
 ヴェレトゥの決定機を防いだスライディングは見事だった。後半は明らかに疲労が見え、珍しくボールロストすることもあったが、最後までよく走った。

ルッジェーリ LWB 6.5
 一度の致命的なパスミスを除けば、インターセプトや持ち運びの面でかなり良さを見せていた。先制点の起点となる中央へのパスもよかった。

コープマイネルス RCF→LCF 6.5 👟
 スカマッカへのジャストなスルーパスで先制点をアシストした。右からの突破ではカットされ失敗するのが目立った。

デケテラーレ LCF→RCF→ST 6.5
 フィジカルと細かいボールタッチでボールキープしていた。STとなったてからもバレルディを何度か苦しめた。

スカマッカ ST 7.0 ⚽️
 豪快なグラウンダーシュートでアウェイでの貴重な先制点を決めた。その後はチャンスがなかったが随所で良いポストプレーを見せた。徐々にバレルディに抑えられ交代となった。

途中出場

パシャリッチ DMF 5.5
 ウォーミングアップ無しの投入となったせいもあってかパスミスやドリブルミスもあり、試合に上手く入れなかった。終盤はカウンターの繋ぎ役としてボールを運んだ。

ルックマン LCF 6.5
 ドリブルで積極的にエリア内に侵入しシュートを打っていった。スカマッカとの交代だったせいかルックマンのキレにマルセイユディフェンス陣はついていけていなかった。

ハテブール RWB -
 ミランチュクのシュート時のランニングによりマルセイユディフェンスを引きつけた。

ミランチュク RCF -
 短い時間ながら、ボールキープとドリブルからの惜しいシュートでインパクトを残した。

マルセイユ総評

 序盤は徹底したマンマークにパスコースを失いロングボールを前線に送り跳ね返される場面が目立ち早々に失点を許したが、一枚はがす意識とオーバメヤンのオフザボールが激しくなるにつれて徐々に最終ラインまで侵入できるようになる。またコーナーキックも驚異的でショートコーナーから得点。その後も少ない人数で攻撃を成立させ、守備に人数をかけることによりピンチを未然に防いでいた。しかし決定機をことごとく逃し勝ち越すことはできなかった。

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