GPA0.6/4.0でも難関国立に挑み,合格した友人(短文記事)
こんにちは.Ataktsです.
近年,日本の大学では私学,国公立関わらず,様々な入試方法で門を開いています.そのうちの一つが,大学2年(または1年)で試験を受け,3年生から別の大学へと入学する制度「編入学」です.
大学編入学試験では基本的に,「筆記試験」と「面接」が試験内容に含まれていますが,その試験前,願書を提出するとき,在籍している学校の成績証明書を提出することを義務付けています.
提出が義務付けられているということは審査する大学は試験や面接の結果に加えて学業成績も審査対象に加えているということです.
そのため,基本的な編入希望者は少なくともGPAを2.0/4.0以上にして,編入学に臨むのではないでしょうか.しかし,私の友人でGPAが0.6/4.0(もしかするとこれよりも低かったかもしれませんが)という成績で,難関国立大学に合格した人がいます.その方は,編入学に必要な62単位を維持で取りましたが,その背景にはいくつもの落単があったそうです.そのような成績でも約5倍の倍率である編入学試験に合格しており,編入先の授業を受け,単位を取っていました.
それでは試験が満点に近いほど良いスコアだったのでしょうか.真偽はわかりませんが,その人は試験後,「落ちた」と思って過ごしていたようなので,もしかすると合格基準にはもちろん達しているスコアだったのですが,満点ほどの点数ではなかったのかもしれません.
これらのことから,編入学試験においてGPAはそこまで重視されていないのではないかと思われます(サンプル数が1なので確証は持てませんが).あくまで編入学に必要な単位取得数(約62単位)が足りているかを確認するためのものなのではないでしょうか.編入学においてはGPAより試験の結果や面接が重視されると思われます.
ここで言いたいことは,どれだけGPAが低くても,編入学試験に合格することはできるので,少しでも編入したいな,と思っている方がおられるのであれば,挑戦してみてはいかがでしょうか,ということです.編入学は結構前の記事でも書きましたが,不合格でも今在籍している大学(または高専)を除籍されるわけではないので低リスクで挑戦できる良い試験制度だと思います.短期大学や専門学校からの編入希望者の方は卒業と同時に編入学する形となるので,進路的にはリスクがありますが,それでも乱れ打ちできる編入学は魅力的です.
編入学って何?という方に↓
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