「●●式××」っていうサービス名や商品名の多いこと
日経平均も数ヶ月ぶりに3万円を越え、すこしホッとしています。
いやあ、一時期は生きた心地がしませんでした。
こんな状況が1年半も続けば、さすがに慣れてきましたが。
さて。
今回、ふと思ったことをメモ。
例えば、投資に関する本って選びきれないほどたくさんありますが、その中でも、「●●式投資法」みたいなタイトルの本が結構あるなと思って。
たとえば、「りんり式米国株投資術」だとか、ベンジャミン・グレアムによる「グレアム式投資」だとか、「手持ち資金を10倍にする夢の浅野式投資法」だとか、探せばいっくらでも出て来ます。
でも、こういうネーミングって、だいたいは発案者なら著者なりの名前が入っているだけで、要はタイトルに●●式って入れることで、暗にこの投資法は、この人の独自のものですよ、価値がありますよ、とアピールしているわけですよね。
投資以外にも、このネーミング方法は溢れています。
例えば、筋トレ。
山本式3/7法は、結構ポピュラーですね。
ダイエットでも。
一時期、よく目や耳にした、金森式ダイエット。
美容の分野にも山ほど。
宇津木式の、”何もしない美容”として有名な「肌断食」。
さらには、サプリメントにもありました。篠田さんが開発したシトルリンサプリの篠田式シトルリン55。
本当に、探せば探すだけ、ヒットしてきます。
みんな、●●式ってついてれば信じられると思っているわけではないんでしょうが、結局知らず知らず、その安心感に引っ張られて、本を手にとったり、ネットの記事を読んだり、商品を購入したりするわけです。
行動経済学や、心理学のたまものでしょう。
なお、「●●式」と聞いて、わたしが最初に思い出すのは、かつて、ネット界に存在していた、"百式"というウェブサイトです。
2018年8月31日をもってサービスは終了してしまったのですが(もう3年経つんですね!?)、いまでも、わたしの心には、こうやって残っています。
わたし自身も、そういうサービスやウェブサイトを残したいものです。
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