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意識高い系「蒸しパン」作ってみた(0歳児ごはん)

娘には3回食のうち1回は、蒸しパンやお好み焼きなど、手づかみでも食べられる粉モノをあげています。

こうするメリットは、

・野菜やお肉も一緒にまぜてしまえば、一品だけでもバランスよく栄養が摂れる。
・洗い物が少ない。
・外出時に粉モノにすれば、荷物が少なくて済む。
・外出先でも汚れにくい。

などなど、けっこうあるなぁと思っています。

そこで重要なのが、粉モノ一品だけでいかにバランスよく栄養を摂れるようにするか、です。

家にいるときはもう一、二品足しますが、外出時にこれだけでも充分な栄養が摂れると、安心ですよね。

というわけで作ってみた蒸しパンです。

仮に『意識高い系蒸しパン』と名付けておきます。笑

材料
(6号カップ×8個)

薄力粉 100g
ベーキングパウダー 3g(小さじ1くらい)
卵 1個
にんじん 50g (1/2個ほど)
バナナ 50g (1/2個ほど)
りんご 50g(1/2個ほど)
粉ミルク 8g(60ml分)
水 60ml

作り方

1. 薄力粉はふるいにかける。にんじんはすりおろし、バナナとりんごは5mm角の角切りにしておく。

中途半端な画像でスミマセン!

3. ボウルに卵を入れて溶きほぐし、薄力粉、ベーキングパウダー、粉ミルク、水を入れ、さっくり混ぜる。
(練らないように!)

4. 均等に混ざったら、にんじん、バナナ、りんごを加え、手早く混ぜる。

5. 4を型に流し込む。

ダイソーで買ったプラスチックのプリン型(蓋付き5個セット)に6号のカップをはめて使っています。
プリン用の容器なら耐熱性があるから蒸し器でもスチームオーブンでもOK!

6. 湯が沸騰した状態の蒸し器で10分ほど蒸す。もしくはスチームオーブンで20分。(私はこちらの方法)

できあがり!

※注意事項
10ヶ月の娘(アレルギー今のところなし)に与えています。
初めて与える食材は、日中に少量からはじめてくださいね。

さて、WHOのガイドラインによると、
よい補完食とは以下のとおり。

● エネルギー、たんぱく質、微量栄養素(特に鉄、亜鉛、カルシウム、ビタミンA、ビタミンC、そして葉酸)に富んでいる。

● 衛生的で安全:
  ⇒ 病原体が無い(たとえば、病原微生物や、他の有害な生物)。
  ⇒ 有害な化学薬品や毒素が無い。
  ⇒ 子どもが喉を詰まらせるような骨や硬い小片が無い。
  ⇒ 沸騰するほどの熱さではない。
● 辛すぎず、塩辛すぎない。

● 子どもが食べやすい。

● 子どもに好まれる。

● 地域で入手可能かつ購入可能。

● 準備しやすい。

出典:WHO「補完食『母乳で育っている子どもの家庭の食事』」

栄養素については一行目に注目!

今回は、この蒸しパンでエネルギー、たんぱく質、鉄、ビタミンAがどれだけ摂れるのか計算してみます。

参考までに、10ヶ月の娘が1日に必要な栄養素はこちら。

エネルギー 650kcal
たんぱく質 25g
鉄 4.5mg(推奨量)
ビタミンA 400µg

出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)」

日本人なのでWHOではなく日本の基準に則ってみました。

さて、この『意識高い系蒸しパン』の栄養素は、、

蒸しパン1食分
※2個 約100g


エネルギー 146.9kcal(23%)
たんぱく質 4.6g(18%)
鉄 0.64mg(14%)
ビタミンA 189µg(47%)

カッコ内は、1日の必要量に対する摂取量の比率です。

三回食中の1食としては、まずまずでしょうか。

計算してみて分かったことをメモしておきます。

◆粉ミルクはさすが!鉄分やビタミンも入っているので、料理に混ぜ込むのは良さそう。

◆卵を入れることでたんぱく質と鉄分補給になる。卵アレルギーがなければ入れるべき!

◆にんじんのビタミンA含有量は、ずば抜けている。


ちなみに、この蒸しパンを与えた日の他の2食では、きな粉やレバーでたんぱく質と鉄を意識して補いました。

今回はここまで。
粉を変えたりして、蒸しパン追及は続けたいなぁ。

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