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Miyu先生の保育日誌Vol.2(お着替え編)


①食事(給食)中に服を汚してしまった、いおりちゃん(1歳児)に、私は着替え(※1)ようと声をかけます。

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②私は「これに着替えようね」と言いますが、着替えるのは「イヤ!」(※2)と泣き出し「汚れてるし」「きれいにしてお布団入ろうと」と言われても感情の高ぶりが止まりません。

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③そこで、服3着(※3)を取り出し、「どれがいいかな」と、いおりちゃんに選んでもらいます。

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④この提案で、気持ちが落ち着き自分から気に入った服を選べました。

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⑤ある日のこと、いつもの(③のように)ようにしても「イヤイヤ」が止まらない、いおりちゃん。私に服を投げつけてきます。

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⑥ここで「そうだよね」「そうだったよね」と気がつきました。

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⑦いおりちゃんにとっては、「ママと選んで着て来た、大切な服」それなのに「自分が汚して(※4)着替えないといけないのは、悲しいよね、辛いよね」と、抱きしめたらようやく、いおりちゃんの、心は和らいできました。

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⑧服についた汚れを濡れタオルで落とし「お洋服についた、ばいきんまんは、きれいに流してしまうからね」と伝えます。(着替えた後にさらに手洗いします)

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⑨ようやく落ち着いた、いおりちゃんは安心して着替え、お布団に入ってお昼寝できました。

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※1)いおりちゃんは着替えが苦手。
※2)普段の姿。
※3)ルーティンになってます。
※4)1歳児は自分で食べようとしてよく汚します。

子どもたちは、周りに合わせてガマンしてくれています。忙しさにかまけてそれを、忘れてしまってはいけないですね。

この日誌に登場する団体・施設の名称・個人名は架空のものです。
ただし、年齢については実際のものです。

☆保育はその都度変化していくもので正解は一つではありません。こちらのエピソードは一例です。

絵はMiyu  文はGOでお送りします。

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