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強くて弱い母〜あなたが産まれて、私は強く、そして弱くなりました、〜

こんにちわ。
3歳長男に、ママかわいい?って聞くと毎回はぐらかされる玲(あきら)です。
(え?男の子って、毎日ママかわいいねーって言ってくれる小さい彼氏なんじゃないの?)

「母は強し」って言葉、みなさんも1度は聞いたことがありますよね?

母になってみて、3年。
振り返ってみると、母になって、確かに強くなった。
痛みに、寝不足に、精神的に、時間管理に、マルチタスクに、周りの目に、、、
1番は夫に対してですね(笑)

でもたくさんの強さを得た分、同じだけ、いやそれ以上に、母になってから弱くなったとも感じています。

今日は、母は強しという言葉から考えた、私が母になって得た強さと弱さについて綴ってみたいと思います。



母になって実際どう強くなった?

長男を出産し、「人の母」というものになってから確かに強くなりました。
いや、正確には、強くならざるを得なかったといったほうが正しい気がします。
母になって強くなったなーと感じるのは、以下の4つ。

①痛みに強くなった
妊娠して喜んだのも束の間、恐怖のつわりが始まります。
いつか必ず終わりがくるのに、終わりが見える気がしない、とにかく耐えるしかない、つわり。
毎日のように、「つわり いつ終わる」って調べていました(笑)

つわりが落ち着いて、やーっと幸せな妊婦生活が待っていると思いきや、マイナートラブル(妊娠中におこる様々な不快な症状)に悩まされ。
(特に夜中の頻尿!!
寒い冬の夜、尿意を我慢して我慢して、もう漏れる!と限界ギリギリにやっとトイレに行き、少量しかでなかった時の悲しみ(しかもそれが2〜3回))

そして、死を意識するほどの出産の痛み。
赤ちゃんが無事に産まれた安心と喜びに心満たされ、やっと痛みから開放されたかと思いきや、待っていたのは、出産後に係る痛みとお乳の痛み。

赤ちゃんが産まれてからも、次々と場所をかえ、程度をかえ、痛みが尽きませんでした。


②周りの目・世間の声に強くなった
子供がいると、どうしても周りに迷惑をかけることが多くなります。
育休という長期休みや、急な子供の病気に対応してもらう職場に対して。
お店の中や、電車の中、近隣住民に対して。
「子供だから当たり前」と見守ってくれる方がいる一方で、子供の存在をよく思わない方も、もちろんいて。

でもどんなに気を配っていても、いろんな手を使ってみても、どうしようもならない時がある。
(子供の気分の変わりよう、なめたらあかんよ。
秒単位で気分が変わる不思議。
本当に3秒あれば、泣いたり笑ったりできるんです)

迷惑かけてすみません、、という心を持ちつつ、周りからの視線をある程度はスルーする強さを身につけました。
(全ての視線に対応していたら外に出れません)

また周りはいろいろなことを言ってきます。
経験者として、常識者として、被害者として。
良かれと思って、そして時に無責任に。

そんな周りの声、世間一般的とされる声を聞き流す術も身に着けました。

(でも本当は時々、そんな世間の目や声に押しつぶされそうにもなります。
子供らしさに対して、あたたかい眼差しと優しい声があふれる社会だったら、もっと子育てが楽しくなるんだろうなー)


③時間管理・マルチタスク
母になってから、いや特に育休から復帰して働き始めてからは、とにかく時間がない!!
1番欲しい物が、お金から時間に変わりました(笑)
(あとは自分がもう1人欲しい!
いや自分より家政婦兼ベビーシッターさんのほうが、やっぱいいや!!笑)

すきま時間を駆使して、あらゆることをこなす。
キッチンで立って夜ご飯を食べながら洗い物をし、頭の中では明日の予定を確認。
常に同時進行で物事を進められるようになりました。


④夫へ
これが1番かも(笑)
結婚前は、幸せにしてね♡って、しおらしく夫の後ろについていったのに、出産後は、夫のケツを叩きながら、鬼の形相で追いかけてるイメージ。
(夫より前に出ず、1歩下がってる妻であることには変わりない!)

夫よ。これからもっともっと強くなるからよろしくね♡




でも「母」はとっても弱いのよ。

母になってからの強さを存分にアピールしたところですが、強くなった以上に、母になって弱くなったなーと感じています。


①子供の成長や言葉で泣ける
母の日に、保育園で先生から言われて書いただけのお母さんの顔(ただの丸や線)
それを「ママいつもありがとう」って渡されただけで泣ける。
(旦那から、母の日に「いつもありがとう」って言われたら、え?言葉だけ?ってなります(笑))

いや、なんならテレビで、見ず知らずの子が病気と闘ってたり、スポーツで負けて落ち込む姿を見ただけで、泣いてる。
いや、なんならなんなら、見ず知らずのママが子供への想いを綴った手紙とかで泣ける。
(え?もしかして女優より先に泣けるんじゃない?!)


②自分の未熟さに
たまに、どっちが子供か大人か分からなくなる時ってありませんか?(笑)
怒ったイライラを引きずってる母に対して、すぐ許してくれる息子。
自分の機嫌を自分でとれず不機嫌丸出しな母と、ダダをこねても、少ししたら気持ちを切り替えて笑顔で接してくる息子。
考えすぎて行動にうつせず後悔する母と、やりたいことはやる息子。

子供から学ぶことは本当に多い!!
私を成長させるために、この子はいるんじゃないかとたまに本気で思っています(笑)
(旦那に話したら、「いや荷が重いわ。ひとりで成長してくれ」と言われました。)


③体調
子供の病気ってどうしてあんなに感染力があるのでしょう。
保育園の感染力半端じゃないです。
流行っている病気、たいていもらってきます。
(保育園からの感染症のお知らせが恐怖)

そして、1番怖いのは、病気で休んでるくせにめちゃくちゃ元気な子と何日も家にいること!!!
(え?君、熱39℃超えよ?)

その後、親がダウン!が、お決まりのパターンです。

 



強くなったり弱くなったり、図太くなったりすぐ泣いたり、母になって感情面も忙しくなりました(笑)

これからもいろいろな感情と向き合いながら、子育て楽しみたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。



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