あしぃろ
自分で作った宿題
好きな言葉について短く感想を書くシリーズ。
換気は大事。
文化に触れることは心を育てると思う。 最近、ずっとアニメを見ている。なぜかというと、なんとなく見返した「かぐや様は告らせたい」がめちゃくちゃ面白かったからだ。中学生だか高校生だかの時に軽く見ただけのアニメだったので、今しっかり見ると色々違うものが見えてくる。特に面白いのは2期の体育祭の回。ネタバレしたくないので中身は触れないが、目の演出は本当にハッとさせられた。 自分に自信がなかったり、何か不安があったりすると、周りの人が変に怖く見えるというのは僕もよくある。目の前の出来事、
最近、人と関わることについてよく考える。人間は群れで暮らす生き物だって知ってはいたけれど、ようやくその意味を理解し始めた。自分とその他との境界線はすごく曖昧で、自分は社会の上に存在しているのだということ。「我考える、故に我あり」的な感じで、自我みたいなものが確かに存在していることは理屈なしに確信しているんだけど、自分という存在そのものが物理的に社会的に存在することは当たり前ではないのだ。何もないだだっ広い白い世界の原点に僕のみを配置しても何の意味もない、照明が無ければ何も見え
結局、僕たちは毎日同じことをやっている。日常にどんな意味を見出そうと、どんな感情で生きていようと、僕たちは毎日息を吸って吐いている。 小さな本屋が自己啓発本で溢れていて、目を背ける。この世の中は「役にたつ」情報ばかりだけど、それはどこに行き着くのだろうか。どうにも僕は情報が何かしらのゴールに「流れている」イメージはできなくて、生ぬるい泥沼の中で止まっているように感じてしまう。 読書が賞賛されることにずっと違和感がある。物語を読んだところで何が得られるわけでもない、何か得ら
私はとても広い野原に立っている。横にあるのは川のようだが、しかしそれは川というにはあまりにも広く、まるで海のようだ。それは黒々と夜空を映して、溶け出した星の光が、微かに左に動いていくのが見えて、これが川なのだと私は気づく。向こう岸の光がかすかにぼやけて流れていく。遠くには街があるらしい。 上を見上げると、橋がかかっている。これもまた現実感を失うほど大きく、月に刺さるかのように聳え立った双塔が、この橋が吊り橋であることを唯一伝えている。橋の骨組みは荒々しく、工業的で、私たちの
ふと思い出した。 最近突然寒くなって、慌てて冬支度をした。こうなることを見越して、一か月前くらいからこたつを出しておいたのだが、布団や部屋着は夏のままだったので、凍えるかと思った。最近よく眠れなかったのはそのせいかもしれない。断じて「SHERLOCK」が面白すぎたせいとか「正反対な君と僕」が面白すぎたせいとかではない。 しかし、反対に布団をあったかくすると今度は起きられないようになってしまった。困ったものだ。真面目に生きるのはなんでこんなに難しいのだろう。 話は変わるが、
これは自分が忘れないために書いているものなので、大事なことから先に書くことにする。 やりたいことをやれ 一言でまとめると、こう言われた。 箇条書きで覚えていることを書いていく。 ・収入のことを心配するな 能力さえあればどんなことでも仕事になるから大丈夫、らしい。前々から父は僕の能力を高く買っている節がある。父は自営業なので、自分が今やりたいと思うことを仕事にしていくということはよくあるらしく、実体験も交えて説明してくれた。まあ、そのやり方でお金を稼ぐのは大変なのだろう
こういうことは忘れないように書いておく。 ひさしぶりに高校時代の友達とごはんを食べたら、すごく楽しかった。オムライスを食べたんだけど、それもおいしかったし、しゃべるのも楽しかった。正直高校時代は、部活が同じだったので毎日のように顔をあわせていて、めんどくさくなるときもあったし、休日もあんまり自分からあそびに誘うことは少なかったけど、こうやって距離をおいてみると、ほんとうにいい友達だし、感覚や趣味なんかもあっているところが多いな、と思った。 しばらく書いてなかったせいで、す
・夏休みの宿題が終わらないままに後期が始まってしまった、noteの余裕がない ・bokeh、あまりにも良すぎる 俺もラップできる豆になりたい
一人暮らしをしていて、理解したことがある。それは、なぜ「一人暮らしは自立につながる」と言われているか、ということだ。もちろん、実家暮らしは自立できないなんてことはないから、それは一人暮らしのメリットを強調するための文言なのだろうが、それでも「火のないところに煙は立たぬ」、そう言われる何かしらの理由はあるのだ。 前置きが長くなっても面倒くさいので、さっさと言うと、それは自分と向き合う時間が多いことだと思う。例えば料理。実家なら多分親が献立を考えてくれるから、実家暮らしの人はあ
文章の質感が良すぎる。というのが第一印象だった。いや、違うな、最初は最果タヒという名前に目が留まったんだった。読書感想文を書くために、新刊を本屋さんに買いに行こうと思って、前に部活をサボったときに近所の本屋さんで一番品ぞろえがいいのはどこかちゃんと調べておいたので、そこに行くことにした。読書感想文といっても、小説だけじゃつまらない、と思っていたので、いのいちばんに新書の棚に行った、のだが、やっぱり本屋の新書の棚はつまらない。つまらない、というのは少し攻撃的すぎるな、求めている
世の中にはいろいろなミステリがあるけれど、読み終わったときに一番、やられた、と思うのは、大掛かりなトリックをド派手にやられたときだと思う。この作品は、そんな感じだった。僕は「十角館の殺人」しか読んだことがないので全貌はわからないが、この作品は綾辻行人さんの「館」シリーズに含まれるらしく、四つ目の作品にして日本のミステリ会に名を刻む記念碑的作品、らしい。全然知らなかった。僕はミステリを読むのは好きだが、あんまりミステリの歴史とかの周辺の知識は知らないので、どうか許してほしい。最
ある日突然思い出す本というのがある。掃除しているとき、シャワーを浴びているとき、そしてお出かけの予定を立てているとき。記憶の底からふっと湧いてくる小説。そういう本は案外、自分にとって大事なものなのかもしれない。そう、その日、僕はマンガミュージアムに行こうと思ったのだ。マンガミュージアムというのは、名前の通り、京都の真ん中にある漫画の博物館だ。存在は知っているし、京都観光するとき、神社仏閣と並ぶくらい人気のある場所なのは知っているけど、まだ行ったことがない。次の休みはここに行こ
僕はよふかしというのがあんまり得意ではない。朝型人間だと言い切れるほど朝に強いわけではないんだけど、少なくとも夜行性ではない。二年おきくらいに初日の出を見るまでよふかしするわ!とか言うんだけど、実際昇ってくる朝日を拝めたことはない。しかし、それはそれとして、よふかしについては考えていることが二、三あるので書き出してみることにする。 よふかしの後悔について よふかしには後悔がつきものだ。僕は何度も、もっと早く寝ておけばよかった、と後悔したことがある。次の日に予定が入っている
僕はあまり、活動的という方ではない。もちろん、運動はするし、散歩も旅行も好きなのだが、そんなにしょっちゅう出かけたりするわけではなく、休日は家に籠っている。しかし、ここ数日間、どうも調子がおかしい。休みで暇なはずなのに、予定が詰まっている。というか、自分で予定を詰めている。暇な時間に何かしようという気力が湧いているのだ。それ自体はおかしなことではないのだが、僕にとっては結構珍しいことだ。勝手に忙しくなることはあっても、自分から自分を忙しくするなんてそんなことは滅多にしない。し
夏休みの宿題です。 レシピ ガーリックトースト 食パン 一枚 バター オリーブオイル にんにくペースト 1.バターとオリーブオイルを耐熱容器に入れて電子レンジに数秒入れて溶かす 2.にんにくを混ぜる 3.それを食パンにたっぷり塗って焼く チキン 鶏胸肉 一つ 1.耐熱容器に入れてチンする (フォークやナイフで切り込みを入れておくと火が通りやすい) 野菜スープ にんじん 小さいやつ三本 玉ねぎ 小さいやつ一つ ブロッコリーの茎 一株
自分で設定した夏休みの宿題で、やると宣言していたので書くことにした。しかし、夏休みの宿題といえど、せっかく先生のことを気にせずに書けるので、なるべく学校の宿題では書かないようなことも自由に書いてみようと思う。 「可燃物」はこの夏に入って初めて買った本だ。僕の好きな作家である、米澤穂信さんの新刊で、本屋に行ったときたまたま目に入って買ってしまった。久しぶりに本屋で新刊を買ったので、レジで値段にびっくりしてしまった。ハードカバーの新刊ってこんなに高いんか。しかし、本に使う金をけ