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国際交流には無限の可能性がある。

※この記事は、僕が運営している国際交流プラットフォーム「Japan Local Buddy」で書いているものと同じ内容になります。

helloしか言えない僕が国際交流を始めた理由

いきなりですが、皆さんはどのくらい英語(外国語)が話せますか?また、どのくらい外国人とコミュニケーションがとれますか?

ビジネスあるいはネイティヴレベルで話せるという人もいれば、まったく話せないという人もいると思います。僕は、まったく話せない人の一人でした。

この記事には、語学をどう習得するかや国際交流をするかではなく、なぜ僕が国際交流を始めたのかについて書かれています。

ここに書かれている内容は、僕が埼玉県の「外国人案内ボランティア育成講座」や大学の授業などで登壇してお話している内容も含んでいます。2017年・2018年で3,000人以上の前でお話をさせて頂きましたが、それでもお話を届け切れていない方もいるので、この記事を書くことにしました。

国際交流をはじめたキッカケ


僕は現在、Japan Local Buddy(JLB)の事務局長というポジションにいます。外国人案内ボランティアを始めてから3年が経とうとしています。

代表である大森峻太と共に、たくさんの日本人に「日本一気軽に国際交流を楽しんでもらいたい!」という思いで日々活動しています。

最初のキッカケは高校生のとき
「海外」というものに興味を持ち始めたのが高校生のときでした。英語の授業は嫌いではありませんでしたが、好きというわけでもなく。

そんな中で「High School Musical」という映画と出会いました。ミュージカルが好きな方は知っている人も多いと思います。舞台はアメリカで、タイトルの通り高校生活がミュージカルとして描写されているものです。

当時の僕はそんなアメリカの生活がめちゃくちゃ素敵に思えて、

「うわぁ、アメリカ行きてぇ〜!」

って初めて思いました。(のちにアメリカ人にその話をすると、「あんなの全然リアルじゃないよw」と大爆笑されましたが(笑))

この段階では素敵に思っているだけで、特にアクションは起こしませんでした。

▼Helloだけで外国人グループに飛び込んでみた大学生時代
高校を卒業し、東洋大学へ進学しました。東洋大学はグローバルにかなり力を入れていて、留学生もたくさん在籍しています。

入学して間もないある日、キャンパス内を探検していると、「English Community Zone(ECZ)」というのを発見しました。恐る恐る中を覗いてみると、そこには 「High School Musical」のような 外国人がたくさんいて英語が飛び交っていました。

ぶっちゃけ、ビビりました(笑)。その時すぐには入りませんでしたが、僕にとっては国際交流の原点となる場所です。

▼ECZに行ってみることを決意
さて、タイトルにもある通り当時の僕は本当に「Hello」しか言えませんでした。あ、もちろん「Thank you」とか「See you」も言えますけどね。高校生のときは意味もないのに「Pardon?」や「By the way」を言いまくってました(笑)

ECZへは、実はそこそこ考えた末に、行くことを決意しています。

当時の僕は教員になることを目指していました。自分の家庭環境があまりよくなかったこともあり、教員になることでたくさんの学生さん・若者を助けたい思いでいっぱいでした。しかし、当時やっていた教育関係のボランティアや先生の話を聞くなかで、なんとなく自分のやりたいことは教員ではないように感じるようになっていました。

▼色々な価値観に触れたい
ECZへ行ってみようと決意したのは、なによりもこれが大きな理由でした。老若男女問わず、世の中には本当にたくさんの人がいる。様々な性格、感性を持つ人がいる。それを知ることが僕のやりたいことに繋がる大切なことではないかと思いついたのです。そこからは展開が早くて、ECZに通って下手くそな英語を駆使して留学生と仲良くなり、さらに日本人学生とも仲良くなって行きました。

▼休学してたときに出会った「外国人案内ボランティア」
僕がJLBと出会ったのは、大学を休学していたときの話です。なぜ休学してのかは、またの機会にでも書こうと思います。気になる方は連絡ください(笑)

大学の先輩から連絡をもらい、参加したのが渋谷で活動をしていたJLBでした。

ECZに通い始めたものの、英語をきちんと勉強しているわけではなかったので、イマイチ話せるようになっていなかったので、始めはガイドが大変だったんです。。

ただ、JLBの特徴としてあるのが「受け身でも活動ができる」ということです。語弊のないようフォローすると、もちろん能動的に活動した方がよいのですが、Free Hugのような活動形態なので、自然と相手(外国人)から話しかけてもらえるます。毎週のように参加するうちに少しずつ英語も覚えていきました。

活動していると、本当に世界中の人と交流できます。3秒の出会いから一生の友達が世界中にできるのも事実の話です。これまでの例をあげると、オーストラリアやアメリカはもちろん、南アフリカ、スペイン、韓国、ポーランド、インド、フランス、オランダと世界中あちこちに友達ができました。国籍はもちろん、年齢層も様々です。

このとき、本当の意味で「色々な価値観に触れる」ことが実現できるんだと確信しました。

確信してからは、それはもう本気でJLBを愛してしまい(笑)、今では事務局長にまで上り詰めました。

キッカケはどんな些細なことでも、自分にしっくりくれば本気になれる


さて、ここまで僕が書いたことは、僕が本格的に国際交流を始めるまでの一連の流れでした。そこからさらに深ぼって伝えたいのは、キッカケはどんな些細なことでも良いということです。

国際交流は本当に無限の可能性を秘めていると思っています。

多種多様な価値観に触れたい、宇宙に行ってみたい、イギリスでミュージシャンになりたい、世界中を旅したい…

色々なことが国際交流をキッカケとして実現できる可能性を秘めていると信じています。

JLBを「日本一気軽な国際交流」と称して活動しているのは、実はそんな思いもあるんだと知ってもらえると、またちょっと違う楽しみ方ができるのではないかと思っています。

▼国際交流は世界平和に繋がる!?

最近、代表である大森とも話していて共感しているのは、「国際交流が世界平和に必ず繋がるよね」ということです。想像してみてください。世界中にもし友達がいたら、その国の印象がどのくらい変わるかを。その国に対してどれだけの愛着が湧くかを。インターネットが普及したこの時代、TVや新聞を始めとした様々なメディアで情報が流れ、行ったことも見たこともないものを第三者の情報で印象づけてしまうことが増えていると思います。

「世界中に友達がいることで、世界が平和になる。」

シンプルだけど、もしおよそ1.2億人の日本人がそれを実現できたら、世界はもっとよくなると僕は信じています。

些細なキッカケで始めた国際交流でしたが、今僕らJLBが実現しようとしていることに少しでも多くの人が乗っかって、楽しみながら活動ができたら最上の幸せだなと思っています。


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