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「野望」から「予定」へ

3年ほど前から、わたしは「野望ノート」を書いています。

「野望」と呼ぶと、なんとなく「かっこいいから」と小学生男子の言動のような感覚で名づけましたw

や‐ぼう〔‐バウ〕【野望】
分不相応な望み。また、身の程を知らない大それた野心。

引用:辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

うん。やっぱりネーミングは野望ノートで正解のようですw

野望ノートのはじまりは2017年9月。今の部屋に引っ越してきたときに100均でA5サイズのノートを1冊買いました。そこに間取りを水性マーカーで大きく書き、そこに置きたい家具をフリクションペンで書いては消しつつ足していきました。

引っ越しって、家具の設置を考えるのがとても楽しいですよね。わたしの場合はひっそりと身を寄せるための隠れ家としてこの部屋を借りたので、久しぶりの独り暮らしとあって思い入れも強かったんです。

それ以来、野望ノートには欲しいものや叶えたい想いを書くようになりました。「願いは可視化すると叶う」と、のちに聞くことになるのですが、その頃は欲しいものを手に入れたときの使い道、そのときの感情を思い浮かべて悦に浸っていたんです。現実逃避の手段でもありました。

野望ノートに書くのは、自由なわたし本来の姿。なかにはすぐ出来そうなことも書かれていますし、「そんなアタリマエのことを」と鼻で笑われそうな内容も。人に見せるものではないので、そりゃもう自由に書きまくっていました。ストレス解消にもなっていた気がします。

日頃、野望ノートとは別に「毎日のキロク」と呼ぶ日記も書いていました。わたしはもともと、書くことが好きだったのかもしれませんね。

そんな野望ノート、2020年10月に大きく変わりました。わたしがWebライターになると決めたその日から、今までよりも具体的でより現実的な内容になっていったんです。そして気づきました。「これはTODOだ」と。

トゥドゥ
英語:ToDo これから行う予定のタスクを意味する語。トゥドゥを管理するためにリスト化したものを「トゥドゥリスト」と言う。ローマ字読みで「トド」と読まれることもある。

引用:辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

たとえば最近だと、やたら資格の取得についてばかりが書かれています。が、今は専門的な勉強よりも、ライターとして生計をたてることが最優先なので後回しにせざるを得ません。

しかし、頻繁に見返して自分の目標や欲しているものを再認識することで「野望」として意識し、それはやがてTODO、つまりこれから行う予定になります。

実は、つい最近叶った野望があります。それは「記名記事を書く」こと。これを書き込んだときは現実味がなかったのですが、黒く書かれたその文字に赤の取り消し線と日付を入れるのが…この項目はとんでもなく快感でしたw

記名記事のライター募集に応募して書くだけのこと。本当にそれだけで叶う簡単なことかもしれません。もし野望ノートに書いていなくても、記名記事を書くことはできたかもしれないし、書いていたから出来たなんてとても思えません。

それでも書いていたからこそ、わたしは「記名記事を書く」という野望を忘れなかった。ふと思っただけでは、すぐに忘れて叶わない。強く願うことで野望となり、努力をともなう行動をおこす。そしてそれは予定なになる。予定は行うことを事前に決めておくものです。

わたしにとっては…

■強く願うこと=書くこと

■野望=予定

…になっていったんですね。

だれに見せるわけでもなく思いついたら即書き込んでいたので、こんなにも汚い字ですwでも、これがわたしの野望ノート。

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野望ノートはわたしの道しるべです。現実に引き戻し、ときに喝を入れ導いてくれます。

かつての夢見がちな野望ノートは、これからの目標を可視化する予定ツールとして、よき相棒となりました。わたしは今後も、思いついた野望をノートに書き込んでいきます。実現していくための予定として。


なんだか備忘録のような記事になってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました!!

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