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元彼の話

中3のとき大学生と付き合っていた。
今まで付き合ってきた人の中で、彼がいちばんそういう関係だった期間も長かったし、(今付き合ってる人を除けば)、彼がいちばん好きだったまであるぐらい、好きだった。


というか、依存していた。


元彼は私が中3の受験期で追い込まれてた時にいちばん近くで支えてくれていた。合格したときも誰よりも喜んでくれた。

しかし、高校に上がってから私は圧倒的に忙しくなり、彼に連絡をすることも会うこともできなくなってしまった。

高1の6月
予想していた事態が起こった。


「別れよう」


引き留めたけど元には戻らなかった。


ここで急展開だ。
1ヶ月後、やり直したいと復縁を迫られた。
私はもう彼に好きという感情はなかった。
答えはもちろん、No!である

その後、彼はストーカーと化し、世にも恐ろしい事件が起こるがこの話は機会があればまたしようと思う。


高校に入ってクッソ忙しくなったことが要因で破局したが、高校がクッソ忙しくなくても私は彼と別れていたんじゃないかと、今は思う。

私たちは「好き」という言葉に代行させて依存しあっていた。
私も彼も自己肯定感が低い人間だった。「好き」という感情はもちろんあったが、自尊心を高めるために相手を利用していた。
いや、もしかすると自尊心を高める相手として利用していることに罪悪感を覚えて相手を好きだと思い込んでいたのかもしれない。


恋人は自分の自尊心を高める道具じゃない。


いてもいなくても良いけど、恋人は、いれば人生が豊かになるような存在であることに別れてから気付いた。自分の機嫌ぐらい自分で取れるような人間になりたかった。


気持ち悪いことをたくさん言ってしまったので首でも吊ってきます、さようなら


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