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お金のブロックが強いので何とかしようと真剣に考えてみた

こんにちは、情熱的でみんなの良いところを見つける占い師あすみです。

最近、占星術×ファッションお話会という試みを始めて数人の方とお話させて頂きました。(ありがとうございます!)

その結果、そのお客様や私の周りの人から「お話会の値段設定が安すぎるからもっと値上げした方がいい」というとてもありがたく、優しいアドバイスを頂きました。

そうなんです。
当初300円でスタートし500円に値上げしたのですが、最低賃金を考慮すると倍の値段でもおかしくないのですよね。

でも、どうしても値上げして1時間1000円以上のお値段でお話会を行うことに心理的な抵抗を感じてしまうのです。

スピリチュアル的に言うと、今の私はお金に対してブロックがあるという状態です。

私は占星術を勉強し始めてまだ半年ほどだし、ファッションについても趣味でやっている素人。だからお金をとってやるのは抵抗を感じるんですよね。
でも、もっと心の奥底にそれだけじゃない真の理由があるのではないかと思うのです。

ネイタルから分析してみた


私のネイタルチャート(出生図)を見てみると、まず最初に目につくお金のブロックに関係しそうなのは6ハウスステリウムです。

6ハウスは健康や仕事(ライスワーク)に関する場所。
そこに月と土星と天王星があります。

その意味は様々な解釈ができますが、とても雑かつネガティブに捉えると「健康と仕事は自分には得るのが難しい」と読み取ることができます。

実際に私は通院治療をしている身で、フルタイムでバリバリ働いてお金を稼ぐことは現状無理です。

しかしそれでも実働時間に見合った時給分のお金を受け取ることは、基本的人権を考慮すれば当然のこと。でもなんか、自分にはそんなにお金をもらう価値がない気がする‥

そこでポイントとなるのがアセンダントに重なるキロンです。

自分自身のペルソナと解釈できるアセンダントに、「傷ついたヒーラー」のキロンが合。
これも様々な読み方ができますが、また雑かつネガティブに捉えれば「生まれた瞬間から傷物」とも言えます。

そう、私は自分のことを欠陥品と思っているのです

自分はダメ人間、欠陥品という思いが強すぎて、基本的人権が自分にはないと信じ込んでしまっているのです。

そんなことないのは理性ではわかっていますが、心の奥底が自分はダメ人間なんだー!と叫んでいる感じといいますか・・


間違った考え方をなぜやめられないのか?

オーブはやや広くなりますが、私の土星と月は合。
私のネイタルの中で土星の影響力の強さがどれくらいのものかは見る人によるとは思うのですが、私にとっての土星はけっこう重いものです。
物心つく前から父親と仲が悪いですし、社会人になってからも年上の上司との折り合いの悪さにずっと悩んできました。

相手を変えるのは難しいから自分が変わろうってよく言われてますよね。
私はそれについて歪んだ解釈をしてしまったようで、相手が正しいんだから自分が間違ってる、自分の能力が低いんだから父や以前働いていた会社の上司とうまくやれないんだと思い込んでしまっています。

上司はともかく父親に関しては、客観的に見て私のほうが正しいことが多いです。
例えば父はちょっとしたことで不機嫌になったり私に体罰をしたりということがよくありました。
私がものすごく悪いことをしたときならまだしも、例えば父がテレビを見ているときに話しかけたとかそういうぐらいのことで怒鳴られたり叩かれたりというのは誰がどう見ても間違っていますよね。

でも幼い頃の私は父に従わないと捨てられる(実際に薄着で家の外に放り出されたりした)から、父が正しいと思わないといけなかった。
28歳まで様々な事情により実家を出ることができず、仕事に関してもとても田舎でそもそも会社自体が少なく選ぶことが難しかったので、上司に嫌われたら仕事を失うかもという危機感がずっとありました。

とにかく「父親」や「怖い上司」にヘコヘコしないといけない状況が長かったため、自分を下げるほうが楽というか慣れているというか‥という状態なんてすよね。

そんな環境を飛び出してもう6年以上になります。
以前より自分下げをすることはかなり減りましたが、時々ひょっこりと自分下げ癖が顔を出すのです。


タロットに聞いてみた


ホロスコープを眺めていてもなかなか具体的な改善案が出てこないので、こんなときはタロットだ!ということで聞いてみました。

安定のケルト十字

はい、いろんなツッコミどころがありますがやっぱり右上の「逆さ吊りの男 逆位置」が目立ちますね!
これは嫌ですね!!

逆さ吊りの男、正位置なら自分が多少犠牲になっても現状に満足してるからオッケーと読めますが、逆だからそれだと不満!ってことですよね、はい。

ここで余談ですが、私先日ホロスコープから自分の前世を読み解いてもらったんですよ。(詳しいレポも執筆中です)

その結果はなんと「カルト宗教の生贄」だったんです。

前世の私は生贄になってもそれで世界が救われるならオッケーだったのかもしれませんが、今の私はそんなのヤダ!!ってめちゃくちゃ思います。

しかし今お金に対する苦手意識を克服しないと、また前世のように生贄になるかも!?という結果がタロットで出たのですよね。

いーやーだー!!

はい、では逆さ吊りの男逆位置を回避するためにカードをしっかり見て、今やるべきことを見つけましょう。

まず現在の状況が「女教皇」です。
あれ、私は占星術の知識に自信がないはずなのですが女教皇って知性の塊ですね‥?

そこでふと思い浮かんだのが、私の師匠であるまるおかよしこさんです。
まるおかさんは、教えるのあまり得意じゃなくて的なことを時々仰るのですが、とても良い先生です。豊富な人生経験がおありなので語る言葉の説得力や情報量が半端ない。
そんなすごい師匠に半年近くも教えてもらっているのに知識に自信がないって失礼だな私?

そして私の夫も、占いの勉強いつも本当に頑張ってるよねと言ってくれます。自分的にはそんなに勉強って意識がないので、頑張って勉強したから自信あるよ!という感じではないのですが、夫から見ると私はなかなか頑張っているようです。

なので、知識に自信がないからお金を取れないという認識がまず間違っているようです。

で、次にカップの2ですね。
これがキーポイントとなるようですが、どう解釈するかちょっと悩ましいのでいったん置いておいて。

潜在意識と顕在意識はソード7とペンタクル3。まぁ、これらは絵柄のまま読み取ればいいでしょう。いろんなことを考えすぎてネットで検索しまくってみたけれど結局がんじがらめになっていて自信がない感じ。

で、ペンタクル5と女帝の逆位置ですよ。
過去がペンタクルの5で、これもそのまま貧乏な状態を表しているのでしょうね、無職だったので。しかし謎のプライドとか孤独感もあったのでしょう。うん、あったね。視野も狭かったです、はい。
で、近未来を示すパートの女帝逆位置はなかなかデカイですね。
女帝って正位置だと豊かさの象徴なわけで、それの逆。
ただ金がない!ってだけじゃなくて未来への種とか精神的な豊かさとかもなくなるかも?って思いました。はぁやだやだ。

右側の列に移ります。
現状はワンド10。占星術×ファッションお話会はやっぱりある程度いいサービスなのかもと思えました。しっかり練って考えたセッションなのである程度の完成度に至っていると。
でも、私が勝手に一人でプレッシャーを感じているのか?

周囲の状況は審判の正位置。
これも大アルカナなので重要なカードですが、このカード最近よく出てくるんですよ!
なんていうか‥今回この審判が出てきたのは、サービスの値段として高いか安いかを決めるのはお客様ということで、自分ではコントロールし得ないことなのかな?と感じました。
いくら頑張ってやっていても評価されないこともあるし、案外ノリでやったことがバズるなんてことはよくあります。

今回の私の場合は、占星術×ファッションお話会に参加してくださった方から「面白くなかった」「割高だった」と言われるかもしれないことが怖くて、値段を必要以上に下げることで「値段の割にはよかった」と思われたいのかもしれません。安ければ「損した!」と言われにくいので。

でも結局自分の願望はワンドのキング。
やる気を評価されたい、そして成功したいわけで。

ここでカップの2に戻ります。
私にできることは結局、参加してくださった目の前のお客様とのお話会の時間を楽しむことなのでは?と最終的に解釈しました。

仕事!って思いすぎると6ハウスステリウム人間の私には重荷なので肩の力を抜くことも大事。
そして事前の準備に必要以上に時間をかけがちなのですが、結局お客様との会話から自然とかけるべき言葉は見つかるもの。
私のネイタルは水エレが極端に少ないから、自分や相手の感情をもっと重視したほうが良いのかもです。

占い師って目に見えないものを提供する仕事。
地エレ民としては鑑定書とか資料をもっと良くしたい!と頑張りがちで、それは勿論悪いことではないけれど、いくら良い資料を作ったとて鑑定中の私の態度が良くなかったり、話が盛り上がらなければお客様の満足度は下がりますよね。
逆に鑑定書とかなかったり、簡素なものだったとしてもお話してる最中に盛り上がれば終わったあと「あー楽しかった!学びがあった!」と満足してもらえるわけで。

私はついつい高額な鑑定料を頂くなら良い資料や鑑定書を準備せねばと考えてしまうタイプなので、まずはそれより目の前のお客様の話をじっくり聞いたり様子を観察することのほうを頑張ってみることを優先しようと思いました。


まとめ


具体的にお話会の値段をどれぐらい値上げするかまではさすがにタロットで決めることはできませんでした。
ただ、値段に見合った質!しっかりした資料!!という思い込みというかプレッシャーはかなり取り除かれた感じがします。

お金のブロック解除、まぁお金に限らず思い込みや過去の慣習をなくすのにはそれなりに時間や手間がかかるものですよね。
というわけでこれからも定期的にネイタルやタロットを使って自分なりに改善する努力を続けます。
そしてその定点観察をnoteにまとめて、いつか自分なりのブロック解除のメソッドを作ることができたらいいなぁと思いました。

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