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評価の本質

最初に「評価」の定義を確認しよう。

今回は、goo国語辞書を参考にしています。
(サイトのURLです  https://dictionary.goo.ne.jp)

ひょう‐か〔ヒヤウ‐〕【評価】 の解説
[名](スル)
1 品物の価格を決めること。また、その価格。ねぶみ。「評価額」
2 事物や人物の、善悪・美醜などの価値を判断して決めること。
 「外見で人を評価する」
3 ある事物や人物について、その意義・価値を認めること。
 「評価できる内容」「仕事ぶりを評価する」
4 「教育評価」の略。

ここで注目していくのは、4 「教育評価」の略 

きょういく‐ひょうか〔ケウイクヒヤウカ〕【教育評価】 の解説
児童・生徒の知能・学力・適性・性格・身体・健康などの変化を、教育目的に照らして価値判定すること。これによって教授計画改善や学習の動機づけをし、教育効果の向上を図る。

評価とは、児童・生徒の変化を判定し教授計画改善や学習の動機付けをして、教育効果を高めるためである、と解釈できます。

重要となってくるのは、教育の効果を高めるために評価をするということです。

しかし、あなたの生徒時代を思い返してほしいのですが、学校での評価というものは本来の目的を果たしていましたか?

私は、少しずれているように感じていました。

多くの生徒は進学のために勉強し、推薦などをもらうためにいい成績をとり良い評価を先生に求めていたと思います。

あたかも、自分の価値を相手に求めるように。

ーーーー少し話がずれますがーーーー
当然、勉強の目的も異なってきます。教員の目的は変わりませんが、生徒の目的が変わって来るのです。

何のために学習しているのかがあいまいなままで、用意された環境で先生の的確で細かい指示のもと勉強、、というより作業を行います。作業を繰り返し先生の指示通りに動き、期待通りの点数、成績をとると優秀な子だとされます。

そのようにして少しづつ成績の優劣を示し、生徒たちに優秀であれと唱えていきます。こうして、成績がいい生徒は優れているという集団洗脳が完成します。
ーーーー話を戻してーーーー

上記に書いたように、いつの間にか、他者からの評価は自分の価値そのものであるという風に思い込んでしまいます。

ここで断言しておきますが、
他人からの評価であなたの価値は決まりません。

これからは、
他者に自分の価値を求めることを不健全な評価とし、
定義通りのものを健全な評価と表していきます。

長くなったのでここでひと段落とします。精読ありがとうございました。

次回予告
あなたはなぜ評価されないのか。

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