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紹介機能付きコンテンツ販売サイト「バイデン」始動しました!

紹介機能付きコンテンツ販売サイト「バイデン」が始動しました。
現在はα(プロトタイプ)版で、これからテストを経てβ版として一般公開予定です。
バイデンはいわゆるnoteにアフィリエイト機能を付けたCtoCサイトだと言えば分かりやすいでしょう。

さて、バイデンなのですが、noteで開発のお知らせをしたのが6月頃でしたので、ざっと5ヶ月以上は掛かった計算になります。
工数を仮に時給5000円で計算すると、約440万円といったところです。
夏の間ずっと開発を続けていたので疲れました。

バイデンはヘッドレスWordPress×Vue.js×Stripe Connectという面白い構成です。
普通はVueならNuxt.jsという選択になるのでしょうけど、今回のテーマは普通のレンタルサーバーでも動くことを掲げているので、TypeScriptは使えないし、SSRでもありません。

繰り返しになりますが、なぜVueなのかというと、単にCDNでほとんどが動くからです。
なぜレンタルサーバーかというと、手早く開発してリリースできることと、売却し易いからです。

立ち上げまでに5ヶ月は掛かったのですが、一旦β版まで作ってしまえば同等のサイトを量産しやすいんですね。
1/10のコストで開発ができます。
ダメなら次、ダメなら次とフットワークを軽くするには、昨今のNext.jsの目まぐるしい進化は必要なくて、とりあえず最低限動くサイトがあればいいわけです。

ヒットしたら大規模サイトになるかもしれないことを見越してNext.jsで開発し直すといったことが可能です。
ヒットはトライの数に応じて発生するので、まず取り組むべきはミニマムなシステムなんですね。
ヒットしないと開発費の例えば約440万円が無駄になるわけです。

当たっている宝くじだけを買うこはできないので、とにかくやってみるしかない。
時間は有限なので工数は短い方がいい。
ダメだった時にシステムは売却しやすい方がいい。
そういったことに気を付けて開発しました。

レンタルサーバーはwpxを使用しています。
wpxは特殊なレンタルサーバーで、AWSのEC2のようにスケーラブルな運用が可能です。
要するに共用サーバーだとアクセス数が増えて来ると制限が掛けられてしまうのですが、wpxではプランを自動アップグレードにしておくと、ある程度までは持ち堪えてくれるんですね。

いよいよwpxでもダメとなったらAWSにお引越しすればいいわけです。
バイデンの良いところはWordPressが動くレンタルサーバーであればどこでも動くことです。
めちゃくちゃ売却しやすいわけです。

VPSだと個人の素人には扱いが難しいですよね。
手離れを考えてもインフラを丸投げできるのは大きい。

あと、個人開発だと決済与信が引っ掛かりますね。
例えば、100万円の開発を個人に委託するとして、その人が死んだり、バックレたらどうする? という問題が出てきます。
金額が100万円超えると必ず出てくる問題ですね。

例えば、先述した440万円の開発費は高額です。実力があったとしても、個人に頼むのは怖いと思うのは当然です。
そんなわけで、金額が高くなればなるほど決済与信が通りにくくなることは多々あります。
ましてや1000万円を超えるプロジェクトでは役員の稟議が必要でしょうし、融資元の銀行から監査があるでしょう。
要するに大規模プロジェクトは個人ではなくやっぱり法人が安心だよね、というわけです。

ランサーズなんかを見てると、案件の開発予算は出せて30~50万のあたりと低めなので、440万円の見積りを出した時点で音信不通になります。
なので売却するにしても、費用はある程度圧縮できた方が望ましいことは言うまでもありません。


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