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「言語化は大事」か?
言語化は大事だ。そう信じている。
自分の心を丁寧に読み解いて、
自分はどうしたいか、どんな人生を送りたいか、
どう働きたいか、何を大事に生きていくか。
書いてみたり、人に話してみたり。
それを考えること、伝えること、客観視することは、
言語を使ってでしかできない。
世の中には絵で考えたりする人もいるそうだが、
少なくとも私にはできない。
よって大事なことを思考したり、
伝えたりするときには、
どうしても言語に頼ってしまう。
そんなときにVoicy で
「過剰な言語化」はあなたを狂わせる MB
(2023年1月9日放送) を聞いた。
衝撃的なタイトル。何ですって!?
(是非皆さんご一聴ください。)
放送を聞いて、私の胸に刺さったところをまとめ、
私なりにまとめてみた。
・言語化に頼りすぎると、失われてしまうものがたくさんありすぎる。 言語化のメリットは山ほどあるが、言語化に頼りすぎると
本質をそぎ落とす。その一つに個性がある。
・そもそも言語は、不完全なものである。
CDとライブの違い、コットンとウールのなめらかさの違いを
言語では表現することができない。
(1対1で丁寧に時間をかければできるかもしれないが、
短時間に大勢には不可能)
特に「あなたが好き」は言語化できない。
「好き」は条件ではないし、条件で人を好きにはなれない。「好き」には、言葉にできないものが多く含まれる。
ではどうすれば・・・・
言語化に頼りすぎないで、直感を意識することが大事。
直感こそが本質を彩る。
言語で制御されるものだけを信じるのは大変危険である。
特に仕事に関しては
・仕事なら「何がしたいか?」
言語化すると、条件になってしまって、面白味がない。
直感的な「やりたい」を無視しない。
・直感は知識があることで膨れ上がる。
直感を楽しむためには、知識・知見・論理が必要。
だから学ぶことに意味がある。
少々私なり解釈が入るかもしれないが、
私が受け取ったメッセージはこんな感じ。
言語化を一生懸命しても、なんだかピンとこない。
言語化してもちょっと違うんだよな。
そう思うときは、
もしかしたら直感に頼るといいのかもしれない。
なんか気になる。とか
今だ!とか
今じゃないとか。
それかもしれない。とか
それは違うような気がする。とか、
うまく言えないけど。とか。
そんな気持ちも大事にしたらいいんだな。
やっぱり自分がどうしたいかは、
自分の心と仲良くなるしか方法はなさそうだけど、
必ずしも言語化に頼らなくてもいいと思うと楽になった。
うまく言葉にできなくたって、
もっと心に正直に生きても大丈夫なのだ。
今回は音声で聞いた「ちょっかん」を「直感」と書いた。
ご承知の通り「ちょっかん」には
もう一つ「直観」という言葉もあるのだが。
長くなってきたので、この2つの違いについてはまた、今度。
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