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ここだけ知りたいイノベーション

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イノベーション関連の記事6本を有料マガジンとしてまとめました。そもそもイノベーションとはどういうことなのか、また、注目されたり、話題になったイノベーション論のエッセンスをざっくり…
エベレット・ロジャーズのイノベーション採用者カテゴリー、キムとモボルニュのブルー・オーシャン戦略、…
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イノベーションはどうやって普及するんだろう?

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もはや常識?、ブルー・オーシャン戦略をさくっと理解

近年、最も話題になったビジネス理論を一つ挙げるとすれば、皆さんは何を推されますか。わたしならば「ブルー・オーシャン戦略」をまっ先に挙げるでしょう。 ブルー・オーシャン戦略は、フランスのビジネス・スクールINSEADで経営戦略論を教えるW・チャン・キムとレネ・モボルニュによって提唱されました。2人はいずれも、ダボス会議で著名な「世界経済フォーラム」のフェローにも選ばれている実力者です。 血みどろの競争に心血を注ぐのではなく、「ブルー・オーシャン=豊穣なる新市場」の創造に、企

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えっ、競争のない市場を開拓するってどういうこと?

「もはや常識?、ブルー・オーシャン戦略をさくっと理解」では、ブルー・オーシャン戦略の基本的な考え方について解説しました。 ブルー・オーシャン戦略では、血みどろの競争が繰り広げられている市場(レッド・オーシャン)ではなく、未だ生まれていない市場、未知の市場空間(ブルー・オーシャン)の開拓を目指します。そのためには、差別化と低コスト化を同時に実現して、バリュー・イノベーションを実現することが重要になると述べました。 では、具体的にどのようにしてバリュー・イノベーションを実現し

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いま注目、破壊的イノベーションってなに?

市場が成熟化する中、現代ほどイノベーションが求められる時代はありません。そういう意味で、イノベーションに関して深く理解することは、将来のリスク・マネジメントを考える上でも重要です。 そこで本記事では、最新のイノベーション論の中でも特に注目されている、破壊的イノベーションについてふれることにしましょう。 起業家の顔を持つ経済学者クリステンセン破壊的イノベーションは、アメリカの経済学者でハーバード・ビジネス・スクール教授クレイトン・クリステンセンが提唱したものです。 クリス

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破壊的イノベーションをマネジメントするには?

「いま注目、破壊的イノベーションってなに?」では、クレイトン・クリステンセンの破壊的イノベーションの仕組みについてふれました。本記事では、これをさらに掘り下げることにしましょう。 破壊的イノベーションに成功する企業と失敗する企業破壊的イノベーションに関して興味を引くのは、それに成功する企業がある一方、超優良企業でも失敗する場合があるということです。 例えば、現在のデジタルカメラ市場で大きなシェアを持つキヤノンは、銀塩フィルムのカメラメーカーとしても著名でした。また、パナソ

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新市場型破壊は身近なところで起こってるって知ってた?

クレイトン・クリステンセンは、『イノベーションのジレンマ』の他にも幾つかの著作を出版しています。その中でも『イノベーションへの解』は、破壊的イノベーションに興味を持ったならば、是非、読んでおきたい一冊です。 前者の『イノベーションのジレンマ』は、優良企業が破壊的イノベーションの前に屈する仕組みが解説されていました。一方、『イノベーションへの解』には、新製品や新規事業を発展させ、破壊者としてイノベーションを推進するための、具体的手法が記述されています。 この『イノベーション

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