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2023シーズンありがとうございました!

2023年もあと少し!
今年も大変お世話になりました😊

皆さま、オフシーズンということも含め、年末はどのように過ごしていますか?👀

私はというと、試合がないので当然なのですが
毎週末のように会っていたフロンターレスタッフの方々や、スタジアムで声をかけてくださるサポーターの皆さんに突然会わなくなったようなものなので、ただただ寂しいです!!!!!!!
いかに自分にとって、皆さんが大切な存在であり、お会い出来るのが日々の糧になっているのか、気付かされます。

今は、早く2024シーズンが開幕しないかと、待ちぼうけです😭笑


ところで、サッカーを応援している限り
何度シーズンを繰り返しても、新たな発見がありますね。
今シーズンも、本当に新しい気付きばかりでした。

2020年からハッピーフロンターレが始まり、勝利・優勝をたくさん見せていただいてきました。
嬉しい気持ち、時には悔しい気持ち、昨年はW杯出場という選手の小さい頃からの夢が叶った瞬間の感動、今年は大一番を前に1週間前から緊張しすぎてもはや体調が悪い、など、様々な感情を味わわせていただきました。
フロンターレに関わる全ての皆さまと共有してこられたものは、私の大事な人生の宝箱を埋め尽くすようになっています。

フロンターレとしては、今シーズン若手選手が増え、優勝を体験していない選手への入れ替わりが多かった中で、チームとして「優勝し続ける」というフェーズに入りました。
強豪クラブとしてのクオリティを保ちながらの世代交代。

この新たな動きについて、どうやって取材していこうかと、試行錯誤が始まったシーズンでした。

さらに、私自身昨シーズンまでは、すでに「強いフロンターレを作り上げてきた諸先輩方や、優勝経験豊富なチームの皆さんについていく」、という感覚が大きかったです。
しかし、今シーズンは未知のことが多くて、手探り感覚でした。
勝てなかった試合について、前向きに「次に勝ちましょう!」と切り替えてみるものの、本当に一生懸命に取り組む選手のことも練習で見えているだけに、悔しさが湧き上がってきたり。
切り替えることって、時には努力してきたことを受け入れないような冷たさがあるのかも知れないと思ったりして、なんだか難しく考えることが多かったです。

それでも、この状況が新たな最高の気持ちに出会わせてくれました。

あまりにも重いものが託された、橘田健人・新キャプテン。
難しい時期を打開してくれたのは、そんな橘田選手のゴールでした。
ゴールという結果を出してからのプレーの躍動は、爽快そのもの!!
やはり、サッカーは得点を決めるためのスポーツで、どのポジションでもゴールは選手の自信に直結しているのだと再認識しました。

これまた新しい楽しさに気づかせていただきました。


また、数年ぶりにファンサービスが行われるようになり、サポーターとの距離感が戻ってきたシーズンでもありました。
そこで、選手の皆さんがサポーターの皆さん一人ひとりのことをかなり覚えていることもよく耳にしました。
だからこそ、「試合で勝利して皆さんに喜んで欲しい」という言葉が心から出てきていることも改めて感じました。
選手とサポーターの関係性と信頼関係は、やはり尊いと実感。
これは2020シーズンから関わらせてもらっている私にとっては(コロナ禍で交流が減らざるをえなかった期間でした)、間近にその光景に触れて、再発見したことの1つでした。


苦しい時も、信じて応援を続けることの楽しさと、結果に繋がった時の喜びの爆発。
全てを含めて共に喜び、共に耐え凌ぎ、サポートしてくれるサポーターの皆さんの強さ。
何にも代え難いです。


そして、天皇杯優勝。
今シーズンの全てをかけて、あるいはサッカー人生の全てをかけて、サポーターとしての全ての気持ちを込めて、全員で掴み取りに行ったこの大一番。
最高の瞬間を、選手がサポーターのために、サポーターが選手のために、掴みにいった感覚がありました。
本当に一緒に応援できて良かったです。

フロンターレのチームカラーは、一人ひとりの選手が「自分に集中する」ことでそれぞれ最高の状態を出して機能していると思います。
今年の春に、山根選手に改めて22年のW杯について聞いた時もこのようにコメントしていました。
「別に、自分からW杯の経験を伝える、とか、ないですよ笑。そういうのはもう過去のことですし、自分が引退してから考えれば良いかなって思っています。そして、後輩からしたらイヤじゃないですか、自分がW杯に行った時のことを語ってくる先輩って笑」

そんな山根選手が、天皇杯優勝後の取材エリアで
「嫌われても良いと思」うくらい、夏以降、周りに要求してきたとおっしゃっていました。

そして、今シーズン新加入の瀬川選手にとっては、人生初のタイトル。
山根選手と直接何かコミュニケーションがあったかは聞けていないのですが、強いチームの精神論というか、練習からどんなに小さいことも追求する姿勢のようなものが、受け継がれた瞬間を目の当たりにしたような気がします。

なんとなく今まで「強者のメンタリティ」という言葉で聞いていた、優勝するチーム特有の感覚のようなものを、改めて認識しました。
実はこんなに具体的なことだったのか、と。

川崎フロンターレを応援してきたからこそ、自分1人の人生では気付き得ないようなことを経験し、スタジアムを満員にするくらいのサポーターの皆さんと同じ気持ちを共有でき、同じゴールに向かって1つになれたシーズンでした。
こんな素晴らしいことは他にありません。

今シーズンも、共に闘わせていただき、本当にありがとうございました。

来シーズンは、タイトル奪還を目指すJ1、連覇のかかる天皇杯、いただきたいルヴァンに加え、
アジアNo. 1になるしかないACL23/24 ノックアウトステージ、ちょっと未知数のACLエリート24/25という
試合数の多い1年になる予定です。
2月17日(土)には国立で「FUJIFILM SUPER CUP 2024」もあります。

その分、応援する私たちにとっても大変なシーズンになりそうですが、
必ずそれを上回る感動を選手たちは届けてくれます。

来シーズンも、共に闘いましょう。

引き続き、よろしくお願いします!!

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