児童発達支援とは

今晩は!
久しぶりの投稿です。
先週日曜日に幼稚園の遠足があり、激しく日焼けして火傷のような痛みに2日間苦しんだかなです(T_T)

さて、今日は児童発達支援について書いてみたいと思います。
児童発達支援は、よく療育なんて呼ばれ方もしています。
しかしながら、聞いた事がない方がほとんどではないでしょうか。

まず、児童発達支援とはなんぞやというところからお話したいと思います。
児童発達支援とは、障害児通所支援の一つで小学校就学前までの障害のある子供が施設に通い受ける支援の事です。
日常生活の自立支援や、機能訓練を行なったり、遊びや学びの場を提供したりする事で障害児への支援をする事を目的とした制度です。

こうやって聞くと、なんだかとても仰々しい制度に聞こえますよね…
障害児と一言でまとめていますが、その内容は様々です。
厚生労働省では、身体に障害がある、知能に障害がある、精神に障害のある児童(発達障害児を含む)が対象となっています。
これもまた仰々しい感じに聞こえますが、結構普通に児童発達支援に通っている子供達は沢山います。

我が家の長男坊、ひろくんもその1人です。
きっかけは、保育園での内科健診でした。
健診に来ている医師から、言葉の理解が遅いのでは?と指摘され、児童発達支援を勧められたのです。
当時、息子は2歳11ヶ月になろうとしていたのでとりあえず3歳児検診の際に相談する事になりました。
言葉はちょっと遅いのかな〜とは思っていましたが、全く喋らないわけでもなく、なんとなくはコミュニケーションも取れていたので何も考えていませんでした。
寝耳に水、とはまさにこの事です。
毎日朝から晩まで仕事をしていて、ママ友もいなかったので、自分の子供以外を知らない私は、平均的な3歳児、というものが全くわからなかったのです。

それから3ヶ月後、3歳児検診の日がやって来ました。
一通りの検診を終え、事情を説明し、臨床心理士さんとの個別面談をする事に。
そこで、色々と日常生活の出来る事、出来ない事を聞かれ発達のレベルを診断されました。
実際に子供にもいくつかの質問や課題を出しながら。
そこで私が1番ビックリしたのが、色の名前が全くわかっていなかった事。
指された色とは違う色を答えるんですね。
診断の結果、やはり平均的な3歳児より言葉が少し遅いとの事で児童発達支援を勧められました。

このように、定期検診などで発達の遅れを指摘され、勧められるケースが多いようです。
障害って一言で言ってましたが、発達の遅れ程度のものも含まれるのです。
しかしながら、児童発達支援という名前がついているせいか、周りの目を気にして通わせたがらない親御さんもいらっしゃるそうです。
なので、臨床心理士さんからはお母様が抵抗がないのであれば通わせた方がいいかと思いますという言い方をされました。

私は全くそういうものを気にしないので、通わせたいと即答しました。
変な世間体にとらわれて、子供が後々苦労するかもしれないなら、世間体なんかクソ食らえだ!と思いますしね。
しかしまぁ、私も初めての出来事で右も左もわからず、とりあえず今後の手続きをどうしたら良いのか教えてもらいました。

簡単にまとめるとこんな感じです。
通う児童発達支援施設を探し、見学に行く

見学に行った施設の中から通う施設を決める

相談支援事業所を見つける

相談支援専門員の方と面談

市区町村の福祉福祉担当窓口で手続き

受給者証の発行

児童発達支援施設との利用契約

こんな感じです!
順番は多少前後する事もありますが、大体はこのような流れになるかと思います。

児童発達支援施設も、驚くほど沢山の数があるのでどこを選べば良いのか本当に難しいです。
自宅や保育所等まで送迎してくれる施設もありますし、運動メインの施設や、座って集中して行う作業メインの施設、遊びを通して発達を促す施設など活動内容も様々です。
自分の子供に合った施設を選ぶのもアリですし、逆に苦手な部分に重点を置いて選ぶのもアリです。
私の住んでいる自治体では、月23回まで、3つまでなら違う施設を同時に利用する事も可能です(^^)

ある日突然やってくるかもしれない児童発達支援。
しかし、普通に生活していてその存在を知る機会なんてありませんよね。
しかし、ビックリしなくても大丈夫です。
人間誰しも、得意な事もあれば苦手な事もあります。
勉強が苦手なら塾に行くし、泳げなければスイミングスクールに行く。
そんな感覚です(^-^)
世の中が児童発達支援という制度を知らないから、偏見の目で見られるんです。
この世の全ての差別は知らない事によって起きるのだと私は思います。

と、まぁ長くなってしまいましたが今回は児童発達支援について書かせて頂きました!
お役に立てれば幸いです(^^)

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それではまた次回(๑˃̵ᴗ˂̵)

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