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パンの話  叶

今日はパンについて書いていこうと思う。
が、困った。いつものやつだ。

脳内ではショートカットの似合う某女優がランチパックを持ってせわしなく踊っているのに、
文章がまるで思い浮かばない。
これはこれで、なんか夏っぽいし悪くない気もしてきた。

いや、落ち着こう。
まだnoteを始めて1ヶ月も経っていない。
このままでは『叶、休載のお知らせ』を載せなければならない。それだけは、避けたい。


では無難に朝ごはんはお米派かパン派か考えてみよう。
どうしよう、朝はご飯にお味噌汁派だ。困った。
では逆に、どういった状況でわたしはパンを欲するだろう。

食事を用意するのがめんどくさいとき、これに尽きる。
炊飯器の中は空、
インスタントラーメンすら茹でるのがめんどくさい、
そんなときにパンはわたしの食欲を満たしてくれる有難い存在だ。

では、わたしはどのようなパンがすきだろう。
真っ先に思い浮かんだのはイオン系列で売られている塩バターパンだ。
もちもち食感にほんのりバターの香り、アクセントの塩気まで付いて約100円なんて日本も捨てたものじゃないと思わせてくれる。

また、定期的にわたしはこの塩バターパンしか食べなくなる時期が訪れる。お米派なのに。
この話を持ち出しただけで嫉妬に狂ったお米が炊飯器の中で立っている。
しかし、それほどの魅力がこの塩バターパンにはあるとわたしは思う。
誇張なしに朝から晩まで塩バターパンが頭を離れず、売り切れている日は悶々とした気分で過ごす。
塩バターパンが食べられれば幸せ、
そうでなければ不幸せ。我ながら極端だと思う。

そして、わたしと塩バターパンとの別れはいつも突然だ。
ある日を境になんとなく食べなくなり、半年、一年と過ぎていく。

お米の元へ戻ったわたしはほかほかの蒸気に包まれ、今日は白米、明日はふりかけ、明後日はお茶漬け…そんな贅沢極まりない日々を過ごす。
想像しただけで胃がスペースを作りはじめた。

そしてやはり、お米との別れも突然だ。
炊飯器を開けたら空っぽ、インスタントラーメンすら茹でるのがめんどくさい。
あれ、こんなところにパンがある。

しかしまあ、自分で書いておいてアレなんだが今日の記事は
『自分で食事を作るのがめんどうなとき、
わたしはパンを食べる』
の一言で済むな。
ちなみに、ランチパックはツナマヨ派だ。

それではまた。


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