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長崎でアートのグループ展・はじまり展にかける想い

15年前、中学生だった私は藤城清司さんの影絵を切り絵だと勘違い。しかしそこから、切り絵の世界に魅了されたのでした。

独学で切り絵を始め、気づけば10年経ちます。

「はじまり展」は、私が初めて主催したグループ展覧会です。

回数を重ねてきたことで感じた「はじまり展」のこれから

第一回のはじまり展の時、自分にとって初めて主催する展示会ということでドキドキでした。

自分自身も本当に駆け出し作家で。今も駆け出し、日々精進の身ではあるのですが、今とは非にならないくらい、右左が分かっていない状態でした。

それから3年経って、徐々に段取りがわかってきて、同じ考えを持った仲間とも出会えて今回を迎えます。

自分も全くの初心者ではなくなったので、今回からは他の作家さんのサポート面に力を入れていこうと思っています。「自分には自信がない」と感じている作家さんにも、0→1を達成する機会にしてほしいと思っています。

「はじまり展」は作家や、見に来てくださった方の今後の活躍のキッカケになるような展示会です。

自分が表現したものを誰かに見てもらえるというだけで自信がつきます。その自信は、必ず今後の活動にも繋がってきます。

自己表現を、自信を持って楽しめる人を増やしていきたいです。

新しい参加者が増えてきた経緯

過去2回のはじまり展の様子をYouTubeでアップしていたので、展示会の様子のイメージがつきやすく、参加することへの怖さがなくなった方がいらっしゃるのではないかと思います。

それから、過去5回にわたって私主催の展示会を開催してきたので、そこで出会った方々とのご縁が巡り巡って、新しい参加者さんたちとの出会いになりました。

何事も積み重ねだと感じています。


みなさんの作風

ジャンルは違えど、柔らかい表現をする方が多いです。
「自己表現を楽しんでいる人」で募集をかけているので、狙ったわけではないのですが、人を癒すような表現の作家さんが多く集まってくださりました。

陶芸家:向井宏太さんの作品


タイルアート・下釜陽子さんの作品


糸かけアート・原田ちおりさんの作品


5月に出産されたのに、はっとりさんのバイタリティはどこから?

以前私は結核という病気にかかりました。
同時期に母も癌にかかり、命は永遠ではないということを強く感じました。

人生は短いと思っています。やりたいと思ったことはなんでもすぐにやらないと、後悔しながら人生を終えます。それが嫌なので、思い立ったら即行動!!です。

おわりに

幼い頃の私、自己表現をしたくても、誰かの目が気になってできませんでした。「絵では食べていけない」と両親に言われながら育ちました。

学校で描く作品は、大人が求めるような「おりこうさん」作品。それで賞を取っても、大して嬉しくないのはどうしてだろう。

楽しくないからなんですよね。

誰かの目を意識しながら表現活動をしても、全然楽しくない。

大人になって、自由に表現をするようになると作品が生きはじめました。だから、子ども達に「自由に表現している大人」「楽しんでいる大人」の姿を魅せることで、将来に希望を持ってほしいなと思っています。



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記事を読んでくださりありがとうございました。辛い思いをしている人が少しでも楽になりますように。