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HSPが長所になるお仕事

人生ハードモードだな

生きにくいな

なにもかもがめんどくさいな

そう感じたことはありますか?

そう感じたことがある方は、もしかしたらHSPかもしれません。HSPは病気ではないのですが、生活の中で生きにくい思いをしている方が多いです。私もHSS型のHSPなのですが、昔は生きにくい思いをしていました。しかし、心の勉強をすることで、だいぶ楽に生活ができるようになりました。

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この記事では、前半でHSPについて詳しくお話をして、後半でHSPが長所になるお仕事についてご紹介していきたいと思います。

この記事を読むことで、HSPの人はHSPを長所だと思えるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。


HSPとは


まずはHSPについて詳しくお話していきます。

Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、人一倍繊細な気質をもって生まれた人という意味です。HSPは病気ではなく、生まれ持った気質のことです

HSPという名称は、1990年代初めに心理学者エレイン・アーロン博士によって名づけられました。5人に1人がHSPです。HSPの人のうち、70%が内向的な性格だと言われています。HSPの中にも型があり、外交的な人もいれば、刺激追求型(HSS型)のHSPもいます。

私はHSS型なのですが、疲れやすいくせに自分で刺激を求めていくという矛盾した特徴を持っています。



HSPの人は物事を深く考えてから行動する、過剰に刺激を受けやすい、共感力が高い、些細なことに気付きやすいという特徴があります。こうした気質を持つ人は職場や家庭など生活の中で気疲れしやすく、生きづらいと感じているタイプの方が多いです。


HSPの人にはこのような特徴があります↓

・想像力が豊か
・感覚が鋭いので、お世辞や本心ではないことをすぐに見抜いてしまう
・人の気持ちに振り回されやすい
・共感能力が高い
・怒っている人を見ると、「なんかしたかな?」と気になる
・映画や本などの登場人物に感情移入し、号泣する
・気持ちを察する能力が高い
・人混みや大きな音、騒音が苦手
・人といると楽しいが、家に着くとぐったりしている
・人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない


また、5感が鋭いという特徴もあります。

・冷蔵庫の機械音や時計の音が気になるほど聴覚が敏感
・強い光や日光のまぶしさなどが苦手
・人の口臭やタバコの臭いで気分が悪くなる
・カフェインや添加物に敏感に反応してしまう
・肌着のタグなどチクチクする素材が我慢できない
・第六感がはたらき、よく当たる


このような特徴があるため、疲れやすいです。生まれ持った性格の特徴ですので、治すことはできません。生きにくいと感じる人も多く、自己肯定感が低くなったり、ストレスを溜め込みやすいので、うつ病との関係性もあります。

しかし、何度も言いますが性格の特徴ですので、仕事に活かすこともできます。

ではさっそく、HSPが長所になるお仕事を見て行きます。


HSPが長所になる仕事

想像力が必要な仕事

HSPの特徴である想像力は、次の仕事をする時の大きな武器になります。

デザイナー、イラストレーター、ハンドメイド作家、ゲームクリエイター、小説家、絵本作家、ライター、コピーライター、カメラマン、音楽家、芸術家、各種職人(陶芸家、ガラス職人、寿司職人) など

想像性が求められる仕事ではHSPの人も楽しく仕事をすることができます。


細かい技術が必要な仕事

各種職人、自動車整備士、エンジニア、WEBデザイナー、校閲、事務、経理、データ入力 など

細かい部分に気がつかなければ仕事上のミスに繋がりやすいような仕事は、HSPの人に向いています。繊細さを求められる仕事や、ミスが許されないような仕事では能力を発揮することができます。

また、HSPの人は五感も繊細ですので、五感を使うような仕事(音楽家、料理人、調香師など)では個性が大きく役立ちます。


共感能力が必要な仕事

人をケアする仕事では共感能力が欠かせません。HSPの人の高い共感能力を活かすには、次のような仕事があります。

医師、看護師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、整体師、マッサージ師、臨床心理士、公認心理士、エステティシャン、心理カウンセラー、コーチング など

先述した想像力とも相関があります。人の気持ちを想像できる優しさを持っている人は、これらのお仕事に向いています。

ただし、これらの仕事をHSPの人がする時の注意点は、影響され過ぎないようにすることです。共感能力が高いので、患者さまやお客様にとっては良い仕事ができるのですが、自分が影響され過ぎて、疲れないようにしておかなければいけません。

HSP気質を持っている方で、共感能力が必要な仕事をしている方は、自分のメンタルケアにも力を入れてください。


まとめ

今回一部だけご紹介させていただきましたが、HSPという長所は、他にも沢山の場面で活かすことができます。

・想像力が必要な仕事
・細かい技術が必要な仕事
・共感能力が必要な仕事

世間的な認知がだいぶ広まってきましたが、それでもまだまだで、HSPを聞くとネガティブな印象を持たれることもあります。実際に、繊細さん自身が自分たちの個性を「生きにくくて厄介だ」と感じることもあります。

しかし、この個性は長所にもなりますので、悲観することなく、自分の個性をどう活かすかを考えていけたらなと思います。


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CAMPFIREコミュニティ

病院内だけでなく、地域で作業療法を行っていくために、切り絵作家として独立したいと思っています。精神障がいや発達障がいのグレーゾーンの方を支援していきたいと思っています。この活動を応援してくださる方がいらっしゃいましたら、詳細をご覧いただけると嬉しいです。↓



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記事を読んでくださりありがとうございました。辛い思いをしている人が少しでも楽になりますように。