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メンタルが不安定な人の特徴7選

先日こんなツイートをしました

今日はこれを深堀りしていきます。

メンタルが安定していない人の特徴を知ることで、じゃあ自分はどうすれば良いのかと振り返ることができます。また、身近にいる人の分析として使うことができます。

私は精神科で7年間勤務をしたあと、カウンセラーとして独立しました。しかし、元々はすごくメンタルが不安定な人間で、自傷経験があったり、常に生きづらさを抱えてきたりしたのですが、考え方と行動を変えることで今は楽に生きられるようになりました。

今回は、今までの経験の中でお会いしてきた、メンタルが不安定な方の特徴についてお話ししていきます。あくまでも傾向ですので、全ての人に当てはまるわけではありません。エンタメの一部としてご覧ください。

前半で、メンタルが不安定な人の特徴について話し、後半で対策についてお話しします。

安定した人間関係作りに役立つ情報ですので、ぜひ最後までご覧ください。

この投稿はYouTubeの原稿にするために作成しました。本編はぜひこちらをご覧ください。

メンタルが不安定な人の特徴

1.他責思考

何かが起きると、すぐに人のせいにします。
日常的に「○○された」「✖✖が○○って言ってたから」という言葉を使っている人は要注意です。

そういう人は自分軸ではなく、他人軸で生きているので他人からの影響を受けやすく、メンタルが安定しない傾向にあります。

2.荷物が多い

これは不思議に思う人が多いかもしれません。荷物が多い人ほど、メンタルが不安定な傾向にあります。

荷物が多い人は、心配性であったり、不安な気持ちが強かったりするので持ち物の取捨選択ができず、どんどんモノが増えていきます。

自分に必要なものが何かが分かっていない状況です。

部屋は心の鏡とも言われていますが、心がすさんでいる時は部屋が散らかっています。
私は普段ミニマリストなのですが、昔パワハラに遭っていた時は、足の踏み場がなくなるくらい部屋が散らかっていました。

今、不必要なものを溜め込んでいませんか?
ちょっと部屋を見渡してみてください。

3.睡眠不足、運動不足

睡眠時間が6時間よりも短かったり、運動不足であったりすると、メンタルは不安定になります。

ここで、「そんなどの本にも書いてある当然のこと言わないでよ~」
と感じた方、ちゃんとできているでしょうか。

どの本にも書いてあるし、何度も読んだことはあるけど、結局今日も運動不足だ。という人多いのではないでしょうか。

メンタルケアの基本は食事・運動・睡眠です。


4.服装がコロコロ変わる

メンタルが不安定な人は、服装のスタイルが定まっていないことが多いです。頻繁にイメチェンをします。

洋服が好きで、おしゃれを楽しんでいる人は除きます。

オシャレが好きなわけではないけれど、服装がコロコロ変わるという人は、「人からどう見られているか」を気にする傾向にあります。

自分が好きな服よりも、その日に会う人物の好みに寄せようとするので、一向に自分のファッションが定まりません。

「人からどう見られているか」を過度に気にするタイプの人は、ストレスを感じやすく、メンタルが安定しない傾向にあります。


5.恋人ができると依存する

メンタルが不安定な人は、恋人ができると恋人に依存します。
メンタルが不安定な人は自己肯定感が低いので、自分を認めてくれる存在がいると、その人のことで頭がいっぱいになります。

恋人からの愛情を一身に受け、常に承認欲求を満たしておきたいという気持ちになります。

また、恋人ができると、周囲にそれをアピールする人もいます。

これは完全に偏見ですが、恋人ができた途端お互いの写真をSNSにアップしたり、LINEのアイコンを恋人の写真に変えている人を見ると「あ~・・・」って思います。(みなまで言うな)

周囲に恋人ができたことをアピールすることで、「自分はこの人から好かれています」と宣言をし、なんとか自己肯定感を保とうとしているんですね。


6.急に人間関係のスイッチが切れる

メンタルが安定していない人は、急に人間関係のスイッチが切れます。

昨日までは普通に連絡を取っていたのに、いきなり音信普通になった。

え、理由は分からないけど、ブロックされてる?
自分だけじゃなくて、地元の友達のことを皆ブロックしてるみたい。

地元の友達にそういう人いませんでしたか?

人間関係リセット癖がある人。

実は私も20代前半まではリセット癖がありました。

メンタルが安定していない人にも個人個人に波があって、がんばって人付き合いをしよう!と思う時期もあるのですが、そもそもそんなに人と関わることが好きじゃないと、プツンと糸が切れて音信普通になります。

がんばっている時期は、無理してでも相手から好かれようとします。

それが苦しいんですよね。

苦しいことは長く続かないので、「よし、もうやめよう」って糸が切れるんです。


7.滅多に「ありがとう」と言わない

メンタルが不安定な人は、滅多に「ありがとう」を言いません。

プライドが高いタイプの人もいれば、彼ら彼女らがそれまでに受けてきた周囲の対応で、傷を負っているタイプの人もいます。

人からの好意を素直に受け取れない人も多いです。

本当にビックリするくらい「ありがとう」と言わないですね。

別に「ありがとう」が欲しくて人になにかをするわけではないですが、「あ、ここでも言わない人なんだ」っては思いますよね。

その「ありがとう」の一言で徐々に人間関係は円滑になっていくのに、たった一言のせいで損をしている人が多いです。


ここまで、メンタルが不安定な人の特徴をお話ししてきました。
メンタルが安定していないことが、必ずしも悪いことではありません。

それに、普段はメンタルが強い人でも、何かの拍子にバランスが崩れることがあります。

メンタル鋼のルフィでも、エースがやられた時はメンタル屍になっていましたよね。

なので、常に強くある必要はありません。

ですが、常にメンタルが安定していない状態だと、自分自身が生きづらいと思うので、ここからは改善策をお話ししていきます。

改善策

メンタルが弱い自分はどうすれば良いのか、全部、今日ご紹介した特徴とは逆のことをすれば良いです。
考え方を変えるのは難しいですが、行動や言動なら今日から変えられると思います。

一番簡単なのは、「ありがとう」と言うことでしょうか。

その次に、睡眠や運動に気を遣うようにします。

体調が整ったら、徐々に持っている荷物を減らしていきます。

荷物を減らすと、自分が好きなものが見えてきます。
ミニマリスト的な思考ですね。

自分が好きなものだけを身の周りに置いておきます。
そうすることで、自分の服装にもパターンができてきます。

「人からどう見られるか」で買った服ではなく、「自分が好きな服」を身につけることができます。

恋人に依存しがちな人は、自分よりも恋人を優先しがちです。恋人の好みに合わせて自分を変えようとします。

でも、荷物を減らして、自分の好きなものがハッキリと見えている状況だったら、ある程度は「自分軸」が完成しています。

過度に恋人に合わせることもなく、自分の軸を持ったまま恋人と接することができるでしょう。

自分軸ができると、何かが起きた時に他人のせいにしたり、途端に人間関係をリセットしたくなったりすることがなくなります。
無理して人と付き合わずとも、自分が自然体で過ごせるので人付き合いが楽しいものになってきます。

これで全部クリアですね。

卵が先か鶏が先か、メンタルが安定している人の行動や言動を真似することによって、次第に自分の考え方も変わってきます。

おさらいです。
最初に始めることは、人に「ありがとう」と伝えることでしたね。

え、10分喋って、最終的にそこ⁉って思う人もいると思うのですが、この当たり前のこと、誰に対してもできていますか?

人への感謝から全てが始まります。

「自分メンタル安定してないな~」と言う人は、「ありがとう」を口癖にしてみてください。


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記事を読んでくださりありがとうございました。辛い思いをしている人が少しでも楽になりますように。