登り方は十人十色

ナミブ砂漠にあるdüne 45

セスリム滞在の朝日はここで見た

この砂丘、見た目以上に傾斜が急で登るのがキツイ

しかも、2日目は一番乗りだったので誰の足跡もない踏み固められてないサラサラの砂

一歩踏み出しては、砂が崩れ、砂に足を取られる

初めはまだいいが、段々とそこに高さの恐怖が着いてくる

怖いと感じれば感じるほど身体に力が入り、強張ってくるので、さらに歩きにくくなる

だから、時々止まって水分補給と深呼吸…

登り始めて約20分

頂上までもうあと50m

でも、ここまで登り続けて来てて、このあとちょっとがキツイ

もう、日も登る

でも、少しでも登りたい

そこで考えたのが、

あと3回休憩しよう作戦

なんとなく漠然と頑張ろうってのもしんどいし、何回も立ち止まってしまうたびに、頂上が遠く感じてしまう

だったらもう一層のこと

あと3回も休憩していいんだ！！

と、自分を甘やかして上げる方が登りやすいんじゃないか？と

しかもこのあと3回休憩しよう作戦にはさらに秘密があり、なんと1回休憩するともう1回休憩できる

つまり、何回休憩しても

あと3回休憩しよう

と、なる…

苦しいとき歯を食いしばって、ひたすら頑張ること

なんなら得意です(笑)

最後まで、頑張りたい自分を知ってるから、あえて、甘やかして進めてみた
（結局、進めさせるのが私。だって、やっぱり絶景が見たいもの）

最後の最後でオランダ人のおじさんに抜かれちゃったし、あとほんの数十メートルってところで日は登ってしまったけれど、ゆっくり日が昇るのを見ながら、朝日を浴びで赤く染まるDüne 45を見ることが出来て最高だった

同じところを目指すにも登り方は十人十色

たまには自分史上初なことをやってみるのも乙なもんです