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【ドライブ企画】稚内→東京 真冬の下道1400kmの旅

ごあいさつ

こんにちは。
しろまる最北日記です。

この記事を書いている現在は2024年7月。北海道にも短い夏がやってきています。道内でも場所によっては真夏日を記録しています。

気温が25℃を超えると溶けてなくなってしまう稚内市民としては、とてもつらい季節です。

あついので、1年半前の年越し(2022→2023)の厳冬期ドライブをふり返って涼しい気分になろうと思い、記事これを書きました。

2023→2024の年越しや、稚内東京間をフル高速でタイムアタックした時の旅行記も記事にしてるので、よろしければ一緒にドゾ

年越し2023→2024↓

宗谷岬→東京駅タイムアタック↓


ではサクッと2022年12月28日に時を巻き戻します。

1日目 稚内〜札幌

今回の目的はズバリ帰省。
車で横浜の実家を目指すついでに下道修行をします。
簡単に概要をおさらい。
まぁひたすら下道で南下するだけです。
エックスタグは「稚内東京年越しドライブ1400」でした。
2022年12月28日夜19時。
雪深い稚内駅前を出発。


この旅では北海道3500の時同様に、タグで実況しながら進行していきました。各画像の右上にしろまる坊主がいるのは、道中の好天を願ってのものです。冬場の悪天候は命取りですからね。

天塩てしおの道の駅で最初の休憩。

下り坂の天気予報だったので、様子を見ながら進みます。当日は降雪が無く風も穏やかだったため、海沿いのオロロンラインを走ることにしました。

※冬場の天気が悪い日に稚内へ行く時は、内陸ルートの国道40号経由のほうが安全です

稚内から約130km地点にある
最寄りのセブンイレブン!
留萌るもいからも引き続き海沿いルートを選択。
下道で札幌方面に向かう時の定番です。
どっぷり夜が更けて日付が変わった頃、
札幌市に入りました。

例によって仕事納めをしてから退勤後ドライブを決行しているので、1日目の目的地である札幌に着いたのは深夜でした。ネットカフェで暖を取り、2日目に備えます。

初日は道中の国道231号線浜益はまます付近で一瞬吹雪かれたものの、心配していた天気はおおむね良好でした。ずっとこの調子でおねがいします。ペコリ

1日目まとめ。

〜おまけ〜
札幌到着後、深夜に牛丼をたべようと思い松屋さんに行ったら、お米が炊けておらずおあずけを食らうという珍ハプニングがありました。そんなばかな。

えぇ…Σ(-᷅_-᷄๑)

2日目 札幌〜盛岡

札幌からおはようござます。
真冬の下道ドライブ2日目です。

札幌の手稲ていねです。

相変わらず低気圧が近づいている事実に変わりはありません。どのルートで道南を目指すか考えた結果、とりあえず国道5号線を西へ進むことにしました。

ちょっと走って雪化粧した小樽を散策。
今のところ青空も見えてます☀️
しかし余市よいちから内陸に入った途端に、
けっこうな勢いで雪が降り始めました。
きのこ汁を啜りながら作戦会議。
海沿いの岩内経由か、
内陸の倶知安くっちゃん経由か…


結局そのまま5号線を進むことにしたのですが………

あああああ!

カメラのレンズを通すと伝わりにくいですが、ホワイトアウトに巻き込まれました。稚内はホワイトの聖地みたいな場所なので慣れっこではあるものの、この時のは割とガチなやつでした。(みんなハザードたいて走るレベル)

………

……………

…………………

どれだけの時間がたったでしょうか。のろのろと前の車のハザードを頼りに真っ白な山中をひたすら走ってやっとの思いで倶知安に到着し、ちょっと先の道の駅、「ニセコビュープラザ」へピットインしました。

ガクガクブルブル。
遠回りしてでも太平洋側のルートを
選ぶべきだった…かな?

しばらく休んでいたら急にパッと天気が回復したので、チャンスを逃すまいと息巻いて再出発。

長万部には驚くほど穏やかな天気。
やっぱり太平洋側が正解でしたね。
勉強になります。
あまりの天気の悪さに、
苫小牧とまこまいまで戻って
フェリーに乗る案を検討します。

でも、

できるだけ、

自分の車で走りたいよね、、、

と、

いうことで。

覚悟を決めて函館まで完走しました!
(天気は意外と平気でした)
(函館市内の路面はボコボコでした)
函館に来たらこれを食べないわけにはいかないということでラッキーピエロさんでお腹を満たし、
当初の予定より1本遅い
青森行きのフェリーに乗ります。
愛車で本州に渡るのは、久しぶり♪

◆   ◆   ◆

日付が変わって12月30日。
0時ちょうどに青森港に着きました。

しかしここで終わりじゃありません!
雪で遅れた分の予定を挽回するため、私はハンドルを握りました。

向かったのは青森の中心部です。

/ じゃじゃ〜ん? \
訪れたのはこちら。
国道4号線の終点です。
下道ドライブ企画ということで、
ここからはゴールの東京まで
日本一長い国道である4号線を走破しながら
南下したいと思います!

いざ、700kmの修行へ🚗三

深夜の青森県内を道なりに進行。路面は圧雪バーンで降雪なし。時間帯的にほとんど車が走っていないので今のところ快適です。

完全に深夜テンション突入。
爆進し続けてます。

八戸を過ぎると4号線は片側1車線の山道になります。

深夜3時半。
岩手県に入りました。
(こんな時間に何してるんだ…)

岩手県は北海道の次に面積が大きな都道府県です。この時は県都の盛岡を目指していたのですが、北部の山岳地帯は広く、なかなか抜けるのに時間がかかりました。

おまけに途中からけっこうな勢いで雪が降ってきました。前を走るタンクローリーのテールランプを頼りになんとか走り続けます。正直、生きた心地がしなかったです。

ほぼ夜通し運転し続け、朝5時に盛岡近郊のネットカフェへピットインしました。企画2日目は札幌から津軽海峡を越え、岩手までのロングランとなりました。

2日目まとめ

3日目 盛岡〜仙台

夜通し走ってきたので、のんびりスタートです。

盛岡まで来るとだいぶ雪が少ないです。
久しぶりのグレーな路面に感動✨
お昼ごはんは簡単に。
今日は仙台までが目標なので、短めです。
(当アカウント比)
14時過ぎに宮城県に突入!
道中で立ち寄った道の駅三本木。
以前はその名前にちなんで道の駅マークの
木の本数が3本になっていたそうです。
2日連続で深夜ドライブを敢行していたので、
今日は早めにチェックインして休みます。
夜は仙台駅付近を散策。
仙台といえば牛タンですが、
この時はラーメンの気分でした( 「・ڡ・)「

3日目は緩めの約200km。明日はいよいよ大晦日、2022年もこの旅も大詰めです!

3日目まとめ

4日目 仙台〜東京

大晦日。
杜の都仙台からおはようござます。

いい天気です。
2022年が終わる前に
東京日本橋ゴールを目指します!
ちゃんとホテルで休むのは大切ですね。
東京までは300km強。
画像に関してとくに深い意味はありません。
出発して約1時間。
宮城を脱して福島入り。
道の駅で休憩。
そういえばミニストップ(コンビニ)って
北海道に無いですよね。
福島県内の国道4号
とても走りやすかったです。
※今は稚内にローソンあります
昼下がりに関東突入!
やっと東京の文字が出始めました。
北海道に例えるなら留萌〜稚内くらいですね。
予定より早く着きそうだったので、
ちょっと宇都宮の中心部に寄り道。
日が落ちた新4号バイバスを快調に走行。
とてもはやい。
気づいたら埼玉入り。
東京まであと少しです。
首都圏に来たらいつもこれ。
日高屋さんを今年の年越しそばとします。
時間を調整しつつ、4号線を南下。
21時半ごろ都内に入りました!
ここで3回目の給油をしたところ、
稚内からのガソリン代は1万円強でした。
なかなか優秀では?

その後も深夜の東京を走り続け、荒川、隅田川を渡ります。

22時、上野駅前通過。

22時10分、本町で右折。室町3丁目を左折。

街灯に日本国旗が掲げられた大晦日の三越前を駆け抜け、ついに———

/ ドン! \
お疲れ様でした!
サブ企画の国道4号線の走破も達成✨

稚内駅前を出発してから3日と約4時間で、無事ゴールの東京に着きました!ちゃんと年越しにも間に合ってます。

そしてこの時、
完走以外にもある奇跡が起こっていました!

それは…

……………

…………………

………………………?

じゃじゃ〜ん!

なんと、稚内からの走行距離が、企画名の「稚内東京年越しドライブ1400」の名のとおり、ジャスト1400kmだったのです!

ゴール手前10kmくらいで気配を察知して「まさか…」と思っていたのですが、ゴールの日本橋に着いた瞬間にトリップメーターが1400.0kmジャストを示したのでびっくり仰天でした。

2022年ことし最後の運を使い果たした気がします。

(おまけ)アフター

1400kmの走破後はそのまま都心で年を越し、
神田明神へ初詣に行きました。
数日飛んで1月3日。
大洗→苫小牧のフェリーで帰ります。
無事北海道にきかんしました!
ありがとうございました。ペコリ。

#旅行記

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