ECサイトの良いところ30個探してみた
こんにちは、きなこです。
改善の参考とするため、いろんなECサイトの良いところを理由とともに30個探してみました。
また、今回はいわゆる「通販のようなECサイト」だけでなく「サービスを売るECサイト」も対象に入れ、調査しました。
▼ 探したリストはこちら
今回は30個挙げた良いところから、どんな数字に影響がありそうか・やるとしたらこんな施策もありそうなど考えたことをまとめます。ECサイトを運営する方の参考になりますように。
どんな施策があったのか
30個全て紹介されても「ほう…そうなのか…」といまいちよくわからないまま終わってしまうと思うので、訴求内容を4つにざっくり分けてみました。
なお、良いところリストのNotionでも「ジャンル」というプロパティに分けていますので、もし興味があったらフィルタリングして見てみてください。
💸 お得情報がわかりやすい
クーポンやセール対象アイテムなど、お得な商品がどれかがわかりやすいと「じゃあ買おっかな」という気持ちになります。
これはサイトやアプリ上だけでなく、メールでも訴求できそうです。
中でも特に印象的だったのが、AliExpress(アリエク)のアプリを開いた際に出てきたクーポンのポップアップ。
値段設定のキリが悪いので「じゃあ821円以上使おう!」とはならなかったのですが「ほほう…じゃあ1,000円くらいのものを買ったら600円引きできるな…」くらいの温度感で買い物を続けることができました。
🔍 探しやすい
ECサイトに来るときって「なんとなく」で来る時と「何か目的を持って」来る時の2パターンあるのかなと思っています。
「何か目的を持って」来る時は商品の探しやすさによって購入するか否かが左右されることも多く、非常に大切なポイントかと思います。
私が「この日に行きたい!」という目的を持っていた時に非常に助けられたのがホットペッパービューティーの「日付で探す」機能です。
正直、どんなに良いエステでもどんなにお得なエステでも、行きたい日に行けなかったら候補から外れてしまいます。なので、この機能があったおかげで「行きたい日にエステへ行く」という目的を達成しやすく、すぐに予約完了することができました。
✨ 商品の詳細がわかりやすい
「さあ、良い感じの商品を絞り込むことが出来たぞ〜!」となった後は、その商品がいかに自分が求めている条件と合っていそうなのかを確認するフェーズがやってきます。
「本当に実物と写真に相違ないのか…?」など、実際に手元に届くものやサービスが自分が想像しているものに間違いなさそうかも確認したいですよね。ここがクリアだと安心して買うことが出来そうです。
探した中で特にわかりやすいなと思ったのは、Qoo10のMOVE機能です。
モデルさんが着用した時の動画が投稿されているため、実際に着て動いた際のイメージがつきやすく、「安心して購入できるな」という気持ちになりました。(自分のスタイルとの乖離があるので、自分に似合うかという視点では若干不安ではありますが、、)
🚩 購入・予約などのゴールへ至りやすい
せっかく良い商品に出会えても、購入や予約などのゴールへ至るのが難しければカゴ落ちしてしまいます。
また「このアイテムを買うぞ!」と詳細に決まっている場合はすぐに買える導線があるとスムーズに購入することが出来ます。
調査した中で良いな〜と思ったのが、ワークマンの購入履歴で「この注文で再注文する」でした。
毎年、父の誕生日プレゼントで同じサイズのコックシューズをプレゼントしているのですが、毎回サイズを忘れて父に確認→ワークマンで「靴 黒い」などで検索→見つけて注文するような流れを踏んでいました。
「娘は毎年買ってるのに、お父さんの靴のサイズ覚えてないんだ」と思われるのが嫌でした(そんなこと思わないだろうけど)
なので、スマホのメモ帳などにメモっていたのですが、この機能が出てくれたおかげでスイスイと父の日のプレゼントを購入することができるようになりました。ありがとうワークマン。
さいごに
いろいろ調べてみましたが「悩まずに目的を達成できる」+「安心して買い物ができる」という部分を抑えつつ「しかもお得に買い物できる!」と言ったECサイトをつい使い続けてしまうのかな〜と個人的に思いました。
また、今回挙げた素敵なサイトやアプリの機能がどれくらいどの数値に影響が出ているのかも気になるところです。
この記事を読んだみなさんももし「このサービスのここが良い…!」みたいなポイントがあったら教えてください!
この記事がECサイト・サービスを運営する方の参考になりますように〜。
いただいたサポートはプロダクト開発関連の書籍購入に充てようと思います🙏