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猫腎不全治療、最後は血なんじゃないか説

先日じろちゃんの誕生月健診と一緒にコマさんも定期検診に行ってきました。コマさん腎機能の数値全て基準内に落ち着き、脱水の傾向も無く、これなら次の検診は2か月後でなく3か月後で良いでしょうとのこと。私自身もこの一か月は更にコマさんの健康に手応えを感じていて、きっと検査数値がますます改善されているに違いない!と思っていたのです。

コマさんが腎機能低下を起こしたのは今回で二度目です。幸い二度目はペットケアモニターのおかげで早期に発見出来ましたし、一度目の経験を活かしてあまり動揺することなく対処して早々に症状を落ち着かせることができました。一度目のときには無かったグルタチオンの投与もかなり効果があったと思います。今は徐々にサプリの投与も減らしているところです(アゾディル、アスタキサンチン、錠剤ホモトキシコロジーの投与は一旦止めました)。

ですが、やはり二度も腎機能低下を起こしてしまうということは何か私が見逃している原因があるのではないかとずっと思っていました。コマさんが先天的に腎機能が弱いのだとしても治療によって一度目も二度目も腎機能は回復しているんですよね。腎臓以外の原因があるとしたら何だろう?と考えていたときに、11月のコマさんの採血を見ていて気付きました。腎臓が血液をろ過する器官という物凄く基本的なことに。つまりいくら脱水を改善したり腎機能を上げる治療をしても、結局サラサラの良い血液が体内の隅々を流れないと、またいずれ腎機能が低下していく可能性が高いということです。

そのためにまず何より脱水は絶対に改善しなければいけません。脱水しているだけで血液は相当ドロドロな状態になります。経口でも皮下点滴でもどんな手段を使っても脱水を改善する、これは腎不全のねこさんには何よりも優先する治療でマストです。その上で血管の詰まりを無くし、血球の代謝を高めることで、血流と血液の状態が良くなります。

そこで12月からルンブロキナーゼと浅井ゲルマニウムを使うことにしました。ルンブロキナーゼは赤ミミズから抽出される酵素で、微細な血栓を溶かしてくれます。

どちらも買ってみましたが、ドクターズベストの方が1カプセルを半分にして2にゃんに与えるのにちょうどいいのでリピートするならこちらかなと思っています。いつもコマさんとじろちゃんの生肉ごはんに混ぜてあげています。

浅井ゲルマニウムはマクロファージを活性化するので、マクロファージが老化した赤血球を貪食し、それに伴って新しい赤血球も作られます。赤血球の破壊と再生。マクロファージが活性化するのは老廃物の除去という点でも腎不全に良いですし、老化した赤血球は固くなって変形し辛いのでこれを代謝してくれるのも血流の改善に役立ちます。

浅井ゲルマニウムを摂ると分解された赤血球の色素でうんちが黄色くなるとのことで、コマさんのうんちも黄色く変化しました。じろちゃんが少し体調悪そうなときにも飲ませてみましたが、やはりうんちが黄色くなりました。この色素は高い抗酸化作用もあるとのことで、腸内の活性酸素を抑制して腸内環境を良くしてくれる効果もあるとのこと。アスタキサンチンの作用と同じですかね(浅井ゲルマニウムを取り入れるのならアスタキサンチンは減らしても良さそうです)。尿毒症物質は100%腸で作られるので、この点も腎不全の改善には嬉しい。

うちではこちらのカプセルを使っていて、カプセルを開けて1日半分を生肉ごはんに混ぜて与えています。純粋なアサイゲルマニウムで添加物無し。

こちらはじろちゃんにもあげています。アサイゲルマニウムの含量は多くありませんが、ねこさんの健康維持にはこのくらいで十分なのではないかと思います。粒はちょっと大きめですが。ビオスリーから変えてみました。

ルンブロキナーゼも浅井ゲルマニウムも、どちらもまだコマさんに与えて1か月半くらいなのですが、毛のしっとり感が上がったのはすぐに分かりました!ペットケアモニターを見ていると尿量が更に減ったので、体の水分保持量が上がったのではないかと思います。まだ使って日が浅いのでまた経過は書こうと思いますが、血液と血流の改善、これがコマさんの腎不全治療に足りなかった最後のピースな気がしています。


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