ベクトル解析から力場を理解すること -2-
計算力学を扱う上で必ず通ることになる「解析学」の話題から、ベクトルを併用した「ベクトル解析」に関する連載記事です。
ベクトルの話は高校から登場しますが、関数(任意の独立変数に従い数値の変動を起こすもの)という視点からベクトルを扱います。ベクトル場やスカラー場と呼ばれる「場」が多岐に渡り登場します。
前回は基本事項の話題として「ベクトル関数」の意味と様々な「場」の用途について扱いました。
今回はベクトル解析の主要事項と言える「勾配」と「発散」と「回転」について、詳細を書く