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プロティアン二人三脚(No.3)

第127号(2023年10月4日)

対話相談係の橋本ゆり香さんからバトンを引き継ぎました、うまくんこと馬詰です。私は工科系大学の職員として働いており、2年前に入試広報という部署に異動となりました。そのことを綴った前回投稿(2022.6.15)から早1年が過ぎ、引き続き3年目に突入した現在の心境について書き綴ります。

まず、入試広報という業務は、主に広報業務(4月~10月)と入試業務(11月~3月)に分かれます。
ちなみに、入試広報業務とは別に、個人業務としてトップ直轄に関わる事務局を担当させてもらっており、自分の意見をトップに伝えるという経験は「キャリアオーナシップ」を高めさせてもらっていると感じます。これもプロティアンな考え方なしでは務められていないと思います。その他にもいくつか個人業務を受け持っており、振り返ると私はよく人から頼まれやすい性格だなと思います。ありがたいことに!

さて、入試広報業務の今時期は広報業務が中心となり、主に土日開催となる大学相談会などのイベントに出席し、高校生や保護者の相談対応を行っています。
※保護者様の中には子供の大学受験に対する不安や悩み、時には高校での出来事をお話しいただき、キャリアコンサルタントとしての傾聴を活かせていると実感します。
工科系ということもあり専門性が高い大学のため、目的意識がはっきりしている生徒さんがいる一方で、進路選択に迷いや不安がある生徒さんからも相談をいただきます。
限りある時間ですが話しを聴いていくうちに「ものづくりが好き」、「障がい者を支えるロボットをつくりたい」、「建築士になって親に家を建ててあげたい」など、生徒さんの自己概念やものづくりに対する想いに触れる機会も多々あります。

そんな中、最近私が一番関心を持ち始めたのが、高校生の文理選択についてです。
「文系脳」・「理系脳」は日本だけの考え方!?そもそも分ける必要があるのか!?
先週の相談会でも1年生の生徒さんが来てくれて、もうすぐ「文理選択」をするけど、どうしたらいいのか!?との相談をいただきました。
大学受験で合格を勝ち取ることを優先!?
それとも自分のやりたいことに挑戦することを優先!?
確かに教科に得意不得意はあると思いますが、それだけで大学受験や進路選択が限定されてしまっていることに疑問を感じるこの頃です。
これは高校生に始まったことではなく、小学校・中学校教育からの影響も大きいと思います。

いま私はそこに興味を持ち始めました。

入試広報業務も3年目に突入して、まずは石の上にも三年ということで、今はしっかりと業務に専念したいと思いますが、この文理選択を含めたキャリア教育について今後考えていきたいです。

次回はゆめちゃんこと秦道さんにバトンをお渡しします(^^)/
楽しみにしてください!

追伸
今回投稿の機会を頂けましたことを運営スタッフの皆さまにこの場をお借りしてお礼申しあげます。

今夏の一人富士登山より

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