グレイブヤードキーパー③ どいつもこいつも癖の強い奴ばかりだ

前回のあらすじ:必要アイテム不注意売却アババババー!

ぐぐぐ…しょうがなし…鉄鉱石稼ぎルートは放棄して他の方法で稼ぐべし…テクノロジー解放に必要な経験値三種類の内、二種類は作業するなりキノコ採るなりで稼げるから手ごろなテクノロジーから解放していくか…農業と自然…自宅の畑はなんか抵当にでも取られてるのか使えんし…とりあえず墓場クオリティ上げのため神学と建築、鍛冶を中心に取っていくか…色々開放して準備してたがスタミナ切れたから寝る!そういえば、スタミナと言ってたけど、本来はスタミナのことはエネルギーと呼んでるらしいぜ!そこんところちょっと分かりずらいか?と思って勝手にスタミナと言ってるだけだから、気になる人はスタミナの部分を脳内でエネルギーに変換しておいてくれ!

おっはよー!気分爽快!家を出たらジェリーが何か慌てている。おん?審問官が魔女の丘に来ている?あの墓場半分を封鎖しているって看板に書いてた審問官?ジェリーは自分が殺されると思ってわたわたしているようだ。しょうがねぇなぁ。とりあえず審問官サマの気をそらしてこよう。もしかしたら、魔女の丘には元居た世界に帰れる何かがあるかもしれない。

魔女の丘の入り口、審問官は衛兵と共にいた。え?俺が魔女の丘のあたりを嗅ぎまわってる?カルト団の一員じゃないか?まぁまぁ、あっしはしがない墓守ですぜ。へっへっへっ。そういうと審問官は納得してくれたようで、魔女を火刑に処するから一緒に来ないかと言ってきた。ワッザ?火刑?何かの聞き間違いか?と思いつつも了承し、魔女の丘へと向かう。

審問官の話では、どうやらで色々やばい状況になってるらしく、死者の船とやらが満員で、新しい船は造船所から動かせない状況だそうな。死者の船…まさか死体を船一杯に詰めて海に…?え?今年はもう魔女を二人火あぶりに?アカン。

オゲーッ!本当に人を火あぶりにしている!俺のいた世界じゃ、魔女なんて存在しなかったが、このファンタジー世界には本当に魔女が…?審問官は村の友人を求めていたのでモヤモヤした胸の内を隠しながら、審問官の友人になれば神聖審問会とやらと友人になれるらしいので審問官と友人に。握手したその手は、所々やけどを負っていた。信頼を得たいなら誠意を見せてほしい?次の♂(こいつに似たようなマーク)の日に自分は魔女の丘に来るから、話の続きは来週に?はぁ…

村の人間にまだあんまり挨拶できていなかったから、挨拶回りをしていく。ドーモ、村人の皆さん、グレイブヤードキーパーです。大工に木こりに養蜂家に農家に製粉所にジプシーの長に石工に焼き物を生業にしてる人にホームレス…どいつもこいつも一筋縄ではいかなそうなやつばかりだ。

帰りがけにホラドリックに畑について聞いておく。おいあれなんなんだよー。え、使ってもいいの?事後承諾で管理者である商人と話をしてくれ?ヤッター!自給自足生活だ!動物性たんぱく質の補給源は魚だけだけれど。商人はψっぽいマークの日に酒場の目の前の納屋の前に来る?OK.

この日はいくらか丸太を切ったりなんだりしておいた。安いが背に腹は代えられねぇ。金を貯めて鍛冶屋からアイテムを買い戻すんだ。そして疲れてその日は就寝。

おっはよー!気分爽快!今日は三日月の日だ。村の向こう側にある灯台に行ってみよう。灯台につくと、崖の端に望遠鏡とか、星を観測するためのものがあった。村人に先に占星術師について聞いてみると、地球が丸いことに気づいているものの、時代は天動説が主流なようで、変人扱いされているようだ。

占星術師と会った。少し気難しそうというかなんというか…色々話聞こうとしたら、俺が墓守だということを知ると、頭蓋骨一個持ってきてくれというエキセントリックな注文をしてきた。うちに喋るしゃれこうべがいるんだけどそれじゃダメ?普通の頭蓋骨でいい?あっそう。

ASAPで安置所に戻り運よく死体を持ってきたロバ公から死体を受け取り。頭蓋骨を摘出後、試しに火葬を試してみる。燃えろ燃えろ!キャンプファイアーじゃぁ!頭蓋骨摘出したら死体がぐしゃぐしゃになったから埋めても低評価!川に流すより燃やす方が儲かるんじゃぁー!死体を燃やしたら塩2個と灰5個、埋葬証明書をドロップした。一応自宅にある保管箱に塩と灰は仕舞っておこう。

お待たせ、待った?どこかの美少女じみた言葉と共に、占星術師に頭蓋骨を押し付けた。さぁ、情報プリーズ!どうやら先代?の墓守は次元の扉とやらについて調べていたようだ。もしやそれが俺が元居た世界に帰るために必要なものなのか?その墓守も突然消えたと言っていたが、まさかその次元の扉を使って?もっと深い情報を知りたかったが、これ以降は占星術師も知らず図書室にあるという墓守の日記を調べてみないことにはわからないという。その図書室を開けるには鍵が必要らしく、墓守のカギを渡してくれた。やはり教会の早期オープンを狙うしかないか…

とりあえずぼろぼろの墓石だったり囲いを直したり、墓場周辺の柵に絡まった蔦を取ったり、荒れた墓場を綺麗にしていく。何とか、評価が0に近づいて行った。これならあともうちょっとで、5にできるだろう。

おっはよー!気分爽快!今日は神父が来る日だが、まだオープンできないから墓場の修理を進める。その日はとりあえず作ったりなんだりでスタミナが切れたから寝て終わった。

おっはよー!気分爽快!今日は♀の日だ。ミスチャームとやらが酒場に来るらしいから、行ってみよう。

酒場につくとミスチャームが歌を歌っていた。どうやら歌手のようだ。すいませーん!スネークについて教えて欲しいんですけど!え?毎日毎日同じような奴らと話してるから話すのが面倒?俺が他のやつらと違うことを証明して見せろ?だったら俺は墓守よ!え?それじゃダメ?

取り付く島もなく、どうしたものかと考えていたら、詩人が俺に話しかけてきた。詩人はヴァグナーと名乗り、どうやればミスチャームと話せるか教えてくれるという。え?それには白紙10枚とインク1個寄越せ?ザッケンナコラー!足元見やがってドグサレッガコラー!

続く