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行き詰った時の思考法

何かに行き詰った時や問題や悩みに直面したとき、どうやってその問題に対処していくのがいいのだろうか。

例えば、企業の経営者などは売り上げが下がったときに、営業や販売を頑張ってダイレクトに売り上げを伸ばそうとするのではなく、何故売り上げが下がったのかを分析する。問題に対してダイレクトに取り組むだけではまた同じことが起こるからだ。また売り上げが下がれば前よりもっと頑張らなくてはいけなくなる。そんな非効率なことは誰だって避けたい。だから問題を解決するには分析が必要なのだ。

ここでは私なりの思考法を教えていきたい。そんなに難しいことではないので参考にしていただきたい。

まず起こっている物事を「前提」「過程」「結論」の3つに細分化して分析する。大抵はこの3つのどこかに誤りがある。本当にその前提で正しかったのか。結論に至るまでのプロセスに間違いはなかったのか。それで結果は想像通りになるだろうか。こう分析して誤りが見つかればそこを変えていこう。物事を全体で考えるよりこうやって1つ1つを見直していくという作業はとても大事なことだと思う。

それでも上手くいきそうにないときは前提と過程の間、もしくは過程と結論の間に新たな思考を組み込むと良いだろう。そうすることによって新たな解決策を見出せる。

たったこれだけのことですが、これが自分が普段から意識している思考法です。言われてみればごく当たり前のことを言っているのかもしれない。しかしながら問題に対して直に取り組みこれを繰り返す人が多いような気がする。

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”思考は行動の種子である”   ラルフ・ワルド・エマーソン


余談ですが、哲学とはとてもいいものです。哲学と聞くと大体の人が難しそうとか、そもそも何をする学問なのかわからないという人が多いと思います。哲学は最古にして未だに答えの出ていない学問ですが、より善く生きていくための知識がそこにはびっしりと詰まっているんです。答えの出ていないため、哲学では問題を解決することはできないが解決するための大きなヒントが哲学という学問には隠されている。最近では高校などで倫理学が取り入れられたりして、哲学というものが非常に身近になりつつあるように思う。自身の人生をより善くするため、少しでも倫理学や哲学に興味を持っていただけたらなと思う。

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