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あなたの声で大切な人の人生に寄り添う

最近YouTubeで観た動画です。


この動画で勝田友彰さんは、「生き方は声に表れる」というご自身の考えから、発生方法や日本人の声の特徴、世界で一つしかない自分の声を大切にすることなどについて話しています。

私は動画を観て、声はその人の人生そのものなんだな、という感想を持ちました。

声が人生そのものなら、ラポールというコミュニケーションスキルの1つであるペーシング(相手に声を合わせる)は、相手の人生そのものに合わせるってこと?という考えに至りました。

つまり、どんなに言葉を重ねても自分の思いが伝わらない相手であっても、声を合わせることで相手の人生に寄り添える、ということになるのかな?(と少し強引な理論ですが、可能かもしれないな)と思ったのです。


声は人生そのもの

🟢声を出す時ってどんな時でしょう🟢
真っ先に思い浮かぶのは、相手に何かを伝える時ですよね。
驚いた時にも出ますよね。
時には自分に何か言い聞かせる時も声が出るかもしれません。
お風呂に入った時やマッサージをしてもらって気持ちが良い時も声が出ますよね。

声を出す時を思い出してみると、相手に伝える時だけではなく、自分に何かを伝える時も声を出していますよね。

🟢無意識のうちに出す声を判断している🟢
何かを伝える時に、どうやったら伝わりやすいかということを意識したことはあるでしょうか?

怒っている時は大きな声で、早口になっているのではないでしょうか?
嬉しい時は大きくて高い声になっていませんか?

声の大きさ、声のトーン、話す速さ、話の間(ま)、使う言葉などを意識的に選んでいると思いますが、24時間の中で全てを意識的にするのは難しいと思います。

人間の脳はとても賢いので、無意識的に一番伝わりやすい声の大きさ、声のトーン、話す速さ、話の間、使う言葉判断して相手に伝えているでしょう。

無意識の判断は、自分の経験や知識、信念が元となっているます。
つまり自分の人生そのものです。

無意識が判断して出している声は、自分の人生が元になっているので、やっぱり【声は人生そのもの】として考えても良いんじゃないかとなりました。

相手に寄り添う声

ラポールというコミュニケーションスキルがあります。その中のペーシングは話す時の声の大きさや話す速さ、声のトーンを相手に合わせると、相手が「自分に似ている人」と判断し、結果として心を開いてくれます。この時は波長が合っている状態です。

こちらが相手の声に合わせると、相手は自分の人生に寄り添ってくれていると感じ、心を開くのではないでしょうか。

ラポールは、円滑に会話を進めるだけだはなく、相手に寄り添う最も効果的なコミュニケーションスキルなんだなと思います。
世界はラポールでできているってこういうことなのかもしれません。

相手に何か伝えようとすると、どうしても言葉で伝えようとします。
でも言葉だけでは伝わらないという経験をこれまでたくさんしてきましたよね。

相手に何か伝えようとする時に、まずは声の大きさや声のトーン、話す速さを合わせてはどうでしょうか。自分に寄り添ってくれていると感じる相手には心を開き、あなたの描いている心の内もきっと通じるでしょう。

自分も大切に

相手に何か伝えるために声を発しますが、その声を常に聞いているのはあなたです。
自分に語りかけるのに、心の中にどのようなイメージを持ち、どのような声で話しかけるのかも、大切にしましょう。


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