リストの効果
緊急事態宣言が解除され、外に出ることが増えてきましたが、自粛中に仕事が減り少しのんびりしていたこともあり、いろいろと行動に移すのに時間がかかる今日この頃です。そんなときに、こんな記事を見ました。
TO DO リストが、不安な気持ちを軽減してくれるという内容の記事です。
小さなタスクをTO DOリストにして可視化し、ひとつひとつチェックをつけていくことで、やらないといけないタスクが進んで行き、最終ゴールや目標に近づいているということが実感できるため、不安な気持ちを減らすことができるそうです。
なるほどと思いました。私は単にサボりぐせがあって三日坊主になったり、やろうと思ってもなかなか着手できなかったり、挫折したりするのだと思っていましたが、うまく進んでいないとか、うまくできているのか、遠く感じる目標に本当にたどり着けるのかといった不安が広がって、集中力をなくしたりすることがあるそうです。不安な気持ちにとりつかれると、その目標だけでなく他の日々のタスクに関しても集中できなかったり、やる気が出なくなったり。
TO DO リストは見直してもOK
目標を途中で変えることについて、罪悪感を感じたり、周りの人から「諦めるな!」と言われることがあるかもしれません。
ですが、「TO DO」リストと、「ウィッシュ」リストは別物と考えるべきで、「ウィシュ」=叶えたい目標、それを達成するためにすることである「TO DO」であり、TO DOは、状況に合わせて、また進めていく過程で自分には合わないと思ったり、効率がよくないと気づいたときは、適宜見直すことも大事だそうです。物事を始める前の自分よりも、進めていってある程度の知識、経験を得て、状況がわかってきた自分の方が、良いTO DOリストを作れる可能性が高いから。
例えば、「ウィッシュ:TOEIC 730を取る」の場合、このようなTO DOリストを作るとします。
⬜︎ 1日10個単語の勉強をする
⬜︎ 「〇〇」というテキストを1日2ページ進める
⬜︎ 1日5問、Part 5の文法問題を解く
⬜︎ 1日1問、Part 7のリーディング問題を解く
⬜︎ 1日ひとつ英文記事を読む
あとから、リスニングの勉強もしたいと、リスニングに関するTO DOを追加することもできるでしょう。また、やってみたら1日5問ではなく、15問できそうだと気がつくかもしれません。逆に、多すぎて挫折しそうなので、3問に減らすこともあると思います。
変更することに、罪悪感を感じる必要はありません。TOEIC 730点を取るために、より良いプランを練り直すのは、悪いことではありません。
私のリスト
私は年始にWISH LISTを作ります。100個です。
これを作るだけでは、すぐに忘れてしまって達成するのは難しいので、これとは別に月に1度、Habit Trackerと呼んでいる、習慣づけのためのリストを作ります。
これは、英語の勉強をする、韓国語の勉強をするといった、ザクッとしたものなので、さらに完了させたいタスクがあるときは、別のTO DOリストを作ります。最近、新しく始めたのがこれです。「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書」という本を読み終えること。
私は、読書が苦手なのですが、写真にある「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書」という本を読んでみようと思い、挫折しないよう、目次をTO DOリストにしました。
韓国語の勉強の時は、このようにカレンダーを使って勉強計画のTO DO リストを作り、勉強を進めています。
このようにして、やる気が出ないなと思った時に、私はいろいろなリストを作ります。どんなカタチのものでもかまいません。市販のTO DOリストもありますし、今はスマートフォンのアプリでも作ることができると思います。私のように、手書きで作ったり、カレンダーに書き込むこともできます。
これは、韓国旅行の時に買った、付箋です。韓国語で、「今日何する?」と書かれています。
今月の日経ウーマンにも、「なんでもリスト」で毎日がうまく回り出す!という特集があります。コロナで多くの人の生活が変わった今、リスト作りは、熱いトピックのようです。
何か達成したい目標や終わらせたいタスクがある、コロナによる新しい生活の中で、物事をうまく進められないとお悩みの方がいらっしゃったら、自分に合った「リスト」を作ってみてはいかがでしょうか。
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