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あなたの大事な喜怒哀楽に沿ってその「どうでもいい」を切り落とせ

最近「自分の中を改めて深堀する」ということに興味を持っています。

背景というか…原因はここ最近本当に面倒なことがたくさんあり、
でもそれらは、ひとつひとつ大したことではないのに、妙にそれに振り回されることが多くて「明らかに無駄に…消耗している…」と感じたから。

それはここしばらく継続的に起こっている「柔軟宮のTスクエア」の典型的症状なのですが(あと強いて言うなら水星逆行かしら)
「こういうときはこういうことが起こりやすいな」と”これだけ”分かっていても、やっぱり振り回されるのであった…(がっくり)という徒労感も、より消耗感を高める一端なのでした。

でもそうはいいつつ、ずっとそうも浮ついていられません
(柔軟宮に振り回されるときは、まさに「腰が据わっていない状態」=浮いているに似ています)。
一刻も早く、きちんと「自分が戻るべきところを見つけ直して、そこにどっすり座りたい」。安心したい、落ち着きたい。
どんなに自分に「はーやれやれ…」なことが起こり続けても、
そのことを思い出せば「ハッ」と迷わなくなる。帰るべき道筋が見つかる。
それをちゃんと思い出したい、自分の中に取り戻したいと感じました。

まずそれに気づいたら急に気持ちが既に楽になり、

「逆に言えば、何のためなら振り回されても構わないと思うのか?」

にたどり着きました。

今回たくさんモヤモヤしているときに「何でこんなことに煩わされなくちゃいけないんだ」(どうでもいいことなのに&私関係ないのに)と私は思ったのですが、
これは多分裏を返せば、「自分にとって大事なこと、人のためであったら、多少の大変さや不安は厭わない、モヤモヤはしない」という意味です。
実際私は好きなものや大事だなと認識したことのためには、特に苦労と感じず結構何でもやりますが、「いやだ、好きじゃない、納得できない」と思うことには何もできません。そこに得すること、評価されることなどがあったとしても、ほぼ絶対に近いくらいやりません。

占いも本当に大好きで自分に合っていると思えるからこそ、やり続けていられますが、
それ以外の理由だけだったら、できないだろうなといつも思っています。
心身に余裕があるときは、やっぱり人を喜ばせたいし役に立ちたいので頑張りますが、「ああ今はそういうときではない」と思えば、その任務は放棄します。
私の中で占いは楽しく、愛すべきもの。義務でも責任でもありません。

こういう「自分の中でどんな時もはっきりしていること」
それは感情で、深い思いです。
そこはどんなに柔軟宮が乱れ飛んでも(笑)変わりません。
自分は何に喜び、何をしていると楽しく、何に対して怒り、何に対して悲しみを感じるのか。
多分今の私は、ここをもっときちんと自分でわかっておく必要がある。

まよまよに迷っている中で、そんな気がしてきました。
多分かつてきちんと整っていたはずの思いも
長い年月の中でいろいろな形にそれは変わってきていて、
だからこそ今、よくわからなくなってきているのでしょう。
心の中も、夏の木のように、もじゃもじゃなのだと思います。

私を喜ばせるものを残し、他を切る。
楽しませるものを守り、怒りの元を率先して切り、悲しみの芽も摘んでおく。
その基準は単純ですが、それがわからなければ枝は選べません。

それがわかっていれば、余分な枝は全部落とせて、
自分はシンプルな木に戻れます。
シンプルならば、余分なものは何も私に引っかかりません。
この枝にひっかかってくるものは、すべて必要で大事なもの。
引き寄せ、栄養を与え、葉で守ればいいのです。

今の私は、伐採の時期なのでしょう。

ちなみにこの先、金星が天秤座に入り、
逆行中の水瓶座水星ときれいに120度を取ります。

冥王星はまた一時山羊座に返ってしまうので、8月30日~9月2日までの数日間の話ですが。
「己の中の深い思い、感情、魂を思い出せ」のようなイメージは
このアスペクトにも符合します。
風星座のアスペクトなので一見冷静ですが、一時の興奮だけじゃない深さと力強さがあり、何より時代を象徴する水瓶座の意志を乗せています。
感情を刺激し心に響きますが、
それは美しい絵を見たときのような興奮です。
言葉にならない何かをもらい、
「このために私は生きているのだ!」と思うような。

一度私たちをここに立ち戻らせ、その後、冥王星は10月には再び反転、順行に戻って11月の後半には再び水瓶座に返ってきます。
その先は、二度と反転することのない「水瓶座冥王星時代」です。

そうであることを考えれば、
今胸の内にあるモヤモヤも、「あなたという個性が生やすその木を美しく整え、一層力強く伸びる準備を固めろ」ということなのかもしれません。

自分を自分が理解していれば、大きく迷いません。
人間は弱い存在ですが、その都度「そうだった!」と思い返し、強度を増せばいいのです。

段々そういう気分になってきて、私のモヤモヤは納まろうとしています。

もし私と似た心境をたどっている人がいるなら。
自分は何に喜び、何をしていると楽しく、
何に対して怒り、何に対して悲しみを感じるのか。

これを改めてよく考えてみるといいのではと思います。
伐採を始めてみてはいかがでしょうか。

ちなみに私は、自分に正直な人が好きです。
多少その人にネガティブな要素があっても、正直でいいねえ~と思ってしまいますし、話を聞いていても楽しいです。
この世にはいろいろな人がいるな…と思えることは私の大きな喜びで、
それを知る機会がたんまりあるのが占星術の代えがたい所です。
嫌いなのは、自分の人生に対し自分で責任を負う気持ちのない人。
責任は負いすぎても大変ですが、そもそも「自分がまず頑張ってみよう」という気持ちのない人は、応援する気になれません。「自分は何もしないのに得だけしたい」みたいな人も嫌です(まあこれはみんな嫌だよな)。
自分に害がなくても、「あいつ、いつかやっつけてやる…」と思っています。
悲しいのは、誰かの真剣さや思いが、きちんとした舞台を用意されることなく消えなくてはならないときでしょうか。失恋や志半ばの死は仕方ないですが、「あんなに素晴らしかったものを誰も見ていなかったのか!」と思うとつらいです。でも…そんなことはない!(神様は絶対知っている)と思えるのが、また占星術のよさ?ですかね。


まあ最後のこれは、みなさまのご参考までに…と思って書きました。
でもこうやって、自分の心に強く響くところだけをピックアップしてみると、どうでもいいことがどんどん自分から離れていくのを感じます。
「どうでもいい」
本当にそう思います。
そう思えると爽快ですよ。
柔軟宮の憑き物(そんな感じある。笑)が本当に落ちるようです。

どうぞ自分の人生の「どうでもいい」をどんどん間引いて行ってください。
あなたの中にしかない感情のナタを使ってね!

◎以下は細かいアドバイスである

☆何かに煩わされやすい人は、「どうでもいい」と口に出すのもいいんじゃないかな。一人の時でいいから。強めの言葉にしか払えない悪霊もいますよね。
☆また、自分の心を探るなら、自分の怒りや悲しみ、嫌なこと、許せないことなど、ネガティブな方面から考えてみるといい気がします。
こっちのほうが、バッサリ大量に枝が落ちますので!
もっと人はシンプルに怒ったほうがいいですね。

☆ちなみにイメージですが、水瓶座は友情(フレンドシップ)の星座でもあります。
水瓶座冥王星期は「誰が自分の真の友達か」を考える時期でもあると思います。年齢にかかわらず友達は大事、重要な宝ですが、「宝箱に入れてもいい」と思うような人でなければ、いなくてもいいと私は思います。
この先長く続くので、作るのはゆっくりでいいとも思うしね。
(人生のステージによってメンバーは変わるのが普通ですし)
だから、まずは「付き合わなくていい人を見極める」ために、
ちょっと今は時間を使ってもいいと思いますね。
それはあなたの成長と幸せのためなので、不義理でもなんでもありませんよ。

まーさより

今日は来てくれてありがとう!何とここにはサポートという機能があるようですが…。もし「いいねえ!やってやろうかねえ♬」と思われた場合はぜひ♥