"Die astrologische Deutung der Transneptuner"(『海王星以遠の天体の占星術上の解釈』)が届きました。😆

以前の記事でアメリカのアマゾンで、格安でトランスネプチューン天体の本を注文することが出来た旨を書きましたが、ついにその本が届きました。😆
アメリカのアマゾンで買いましたが、ドイツ語で書かれた本です。

Rainer Bardel先生の"Die astrologische Deutung der Transneptuner"(『海王星以遠の天体の占星術上の解釈』)と云う本です。海王星以遠の天体(トランスネブチューン)は、観測された天体ではなく、仮定の天体です。【補足・訂正】ウラニアン占星術のトランスネプチューンが頭にあったので、仮定の天体と書きましたが、この本には発見された(天文学的に実体のある)天体も載っています。また、ウラニアン占星術のトランスネプチューンと同名の小惑星が発見されているものもあります。但し、ウラニアン占星術のトランスネプチューンとは公転周期・軌道が違います。

この本には、Priapus, Cupid, Hades, Zeus, Kronos, Apollon, Admetos, Vulcanus, Poseidon, Isis, Nibiru, Tyche, Harragton, Vulcun, Selene, Proserphia, Waldmath, Komet, Neunという仮定の天体が載っています。太字にしたものは、Witte先生とSieggrün先生が提唱されたものです。他は後で別の人たちが拡張したものです。

この本には天体の象意、神話、他の天体とアスペクトをとる時の組み合わせ(アスペクトの度数の種類にまで詳しく解説しているわけではありません)、サイン(占星術上の所謂「星座」)との組み合わせ、ハウスとの組み合わせが載っています。

ちょっと拾い読みのような感じで参照してみましたが、簡潔にして要を得ている感じで良書だと思います。私はドイツ語が得意なわけでもないのですが、興味深い本だということくらいは分かります。この著者が書かれた別の本も読んでみたくなるような本です。😊

アメリカのアマゾンへのリンクです

なお、通常の天体及び8つのトランスネブチューン天体でミッドポイントで占う場合は、Witte-Verlagで売っている"RULES FOR PLANETARY PICTURES"またはドイツ語の原書"Regelwerk für Planetenbilder"が使いやすいかと思います。

Witte-Verlagへのリンク



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