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古典占星術で読む2020年 四季図

2020年春分からの1年を、健康、オリンピック、政権、経済について占断します。
昨年の秋分図まで、四季図占断は著者サイト(astrogrammar.com)に掲載する方針でした。本稿はCOVID-19に触れるため、noteでの有料公開とします。無用な風説の元になることを防ぐためです。尚、3月7日に行ったzoom講座の一部をテキスト化したものです。

構成
四季図を公開する理由
四季図占断の基本方針
四季図占断の前提とハウスシステム
占断
・占断概要と結論
・読み方(占断への経緯解説)
 ・健康
 ・オリンピック
 ・政権
 ・経済
捕捉資料
・四季図の諸元/アセンダント支配星/アルムーテン/月の吉性と凶性 [2020/3/17追記]
・火星周期
・ベテルギウス
・視覚資料
(5,000文字)

追記更新記録

[2020/11/10 22:20] 「1単位時間で政権にならんかの異変」について追記しました
[2020/9/25 16:40] 前半レビューと秋分図から冬至図まで、を追記しました(約4,000文字)
[2020/3/24 21:30] オリンピックの延期について追記しました

四季図を公開する理由

四季図占断を公開する理由のひとつは、誰もが後から判断できる対象であり、鑑定依頼をされる方にも技量を判別することが出来ると考えるためです。理由のふたつめは占断の検証です。占断が外れる時は力量不足が原因で、星の配置から現象を読めなかったことを意味しています。そのため「何を外したのか、何故なのか」を明示する場所として公開する選択をしています。

四季図占断の基本方針
四季図を読むにあたり、二つのことをルールとしています。
・現実問題として確認できる対象を選び、どのようにもとれる事象は対象としない
・著者自身が観察し、一定量の調査で知識を得た事象を対象とする

たとえば「◎◎な時代が到来し新旧の物事が転換する時期に来ている」といった占断は客観的判断がとても難しく、判断は読者の主観に委ねられます。「星の配置がどういう時にそれが起きるのか」という因果関係を明瞭にするために、できるかぎり現実問題として確認が可能な対象を選びます。
著者自身が格別に支持する政党、政治信条はありません。政治・経済を選ぶ理由は、この二つが私たちの生活に大きな影響を与え、一般個人鑑定の相談にも役立つからです。(たとえば中小零細企業経営者からの相談は、事業に関する質問が大半です)
また占断で出る結果を言語化するには、結果を支える知識が必要です。たとえば仕事がうまくいくだろうか?という質問に対して「YES」と答えるには、なぜそうなのか、どういう状況でならYESなのかを説明しなくてはならない場合があります。同じ様に、四季図においても背景となる一定の知識を得た事柄を占断対象としています。

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