はじめての尿管結石(その7) - 入院2日目・手術前
前回の続き
手術前の午前
目が覚めるといつも通り排便をする。就寝前に飲んだ下剤が効いた感覚はなく、いつもと変わらない。
スケジュールの書いた紙には7時に浣腸と書いてある。手術後、下半身は麻酔が効いて動けないので、手術前にお腹にあるものを全部出してしまわないといけないのだろう。
ところが7時を過ぎても8時を過ぎても誰も来ない。この日は1日絶食なので食事を持ってきてくれることもなく朝から病室には誰も入ってこなかった。
ナースコールで浣腸はまだ?と聞いてみようかと思ったが、まあ忘れてたりしないよね。そう思って待っているとようやく11時を過ぎて浣腸を持って女性の看護師がやってきた。
向こうを向いて横になるように言われると、パンツをずらされ浣腸される。
いろいろと恥ずかしいこともされるんだろうと入院前から思っていたけど、今回の入院、手術でもうそういうことはどうでも良くなった。
しばらく我慢してから排便するように言われる。子供の頃に便秘気味のことが多くてよく近くの内科へ行っていた。一度浣腸された記憶があるが多分それ以来だ。
10分ほどだろうか、我慢してからもう無理と思って排便する。あんまりたくさん出た感じはないが、看護師が確認してOKと言うことだった。
手術前の午後
その後、別の男性看護師がやってきて手術着に着替えるよう指示をされた。血栓予防のストッキングがキツい。
午後からは点滴が始まる。女性看護師がやってきて利き腕を確認すると左腕に針を入れようとする。何となく左腕に針を刺すのは嫌な予感がしたのだが案の定、刺した針が痛くて「ちょっと痛いです」と言うと再度左腕を確認していたが、「右で良いですか?」と言われ右腕から点滴することになった。採血や献血と点滴は違うのかもしれないけど、いつも右でしてもらっているからね・・・。
手術は15時からの予定だったが、14時30分頃になって先ほどの女性看護師が病室へ何となく慌ただしそうにやってきて、これから手術室に行きますと私に告げた。
今回はここまで。続きは次回に。
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