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はじめての尿管結石(その13) - 退院後、初の外来、尿管ステントの抜去

前回の続き

診察

退院してから18日。術後の経過も良く、この日を迎えることができた。

バスで行くか車で行くか迷ったが、病院にも駐車場があるが、帰りに近くのデパートで買い物して帰れば駐車代も無料になるので車で向かった。

診察は10時30分の予約だったが、診察前に検査があるかもしれないと思って9時35分頃に到着して受付機に診察券を通す。

その後、泌尿器科のあるブロックの受付に行って保険証と限度額認定証を見せる。事前に尿検査と血液検査くらいはあるのかと思ったが、検査はなく泌尿器科の診察室の前の廊下で待つように言われた。

検査がないとなると待ち時間が長いかもしれないと思っていたら、しばらくしてスタッフルームのドアから出てきた看護師に名前を呼ばれる。

「来られてますね。この後呼びますのでお待ちください」

廊下のディスプレイの泌尿器科の待ち行列の3番目に自分の番号が表示された。思ったより予約の人が少なかったのかもしれないが早めに診察してもらえそうだ。

結局10時頃に自分の順番が回ってきて診察室に入る。

担当の医師に調子はどうですかと聞かれたので、「特に問題なく普通に生活してます」と答える。

手術の翌朝に撮影した尿管に入れたステントが写っているお腹のレントゲン写真を見せながら、石はちゃんと取れているという。まあ、そらそうだ。そして改めて転院前の病院のCT画像を見ながら他の結石がないことを確認する。

また結石の成分の分析の結果、シュウ酸カルシウムだったと言う。正確には96%がシュウ酸カルシウム、残りが何か忘れたが他の成分と検査結果の画像に記載されていた。

7,8割は再発するが、シュウ酸カルシウムは一般的によくある結石で対策することが難しいらしい。対策ができないので今後は通院の必要もなく、再発時に再度治療することになると言われた。

診察の最後に尿管ステントを抜く必要があるので、もう一度廊下で待つように言われて診察室を出た。

尿管ステントの抜去

診察室を出てから20分くらい待っただろうか。名前を呼ばれて診察室の横にある処置室のようなところへ案内される。

何か着替えたりするのかと思っていたが、女性の看護師から、ポケットの中のものは出して処置台に寝てズボンと下着を下ろすように言われる。そして陰部だけが出るようなものを掛けられる。

手術の時に立ち会っていた男性医師が入ってきて、ベッドの位置を調整する。その後、何やら尿道に入れられる感覚があり軽い痛みと違和感を感じる。

医師が内視鏡を入れていく。軽い痛みと気持ち悪さを感じる。途中残尿感を感じておしっこしたい感覚にもなる。

2台のディスプレイが何とか見えていた。ずっと見ておこうかと思ったけどその余裕はなかった。

男性医師が女性に「抜いて」と言うと何となくお腹に入っていたステントが抜かれる感覚があった。最後にまたちょっと痛いですよ、と言われて抜かれるときにまた軽い嫌な痛みを感じる。

10分もかかっていなかったと思うが、ステントの抜去が終わった。あー、すっきり。

処置室を出る際に女性から泌尿器科のあるブロックの受付前で待つように言われ処置室を出た。

会計

受付前で10分近く待っていると名前を呼ばれ、受付の女性が近寄ってく来たので立ち上がる。会計の準備が終わっているので会計をして帰るようにとだけ伝えられた。

会計機に診察券を通すと4,130円と表示される。意外と高いなと思いなぁ、と思いながら支払を済ませる。あとで明細を見ると尿管ステントの抜去が手術料となっていた。


今回はここまで。抜去後の経過は次回に。

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