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はじめての尿管結石(その11) - 退院の日

前回の続き。

退院の朝

手術後、初めて排便があった。尿の色はかなり茶色い。これって問題のある色なのか、それとも単に寝ている寝ている間に尿が濃くなっているだけなのか、点滴の副作用なのか見分けができない。

朝に女性看護師にその旨を伝えると、分からなかったら一度見せてくださいと言われた。

朝食後、2回目の尿は多少の血が混じっていたが、前日の状態に戻っていた。とりあえず一安心していると、下膳に看護師の方が入ってきたのでその旨を伝える。後から朝の交代の看護師が退院の説明に来ることを告げて部屋を出て行った。

その後、パジャマから着替え帰宅のために荷物の整理をする。しばらくすると交代の女性看護師がやってきた。

しばらくは血尿が多少出ることはあるが、血尿がひどい場合には昼夜問わず病院に至急連絡することや激しい運動を控えることの説明を受けた。忘れ物がないことを確認してまだ9時だったが退院した。

日曜日の朝の病院の出入り口は人がおらず静かだった。。駅のバス停まで歩くとちょっとステントの刺激を感じた。しばらくは歩くだけでも辛そうだ。

退院は10時と聞いていたのでデパートでおいしいものを買って昼食にしようと思っていたが、かなり早い退院だったので諦めてバスに乗ってそのまま寄り道せず帰ることにする。今考えると地下のスーパーは9時開店だったので寄れば良かった

このようにして人生初の入院、手術が終わり無事退院することができた。医療従事者はたいへんな仕事だと身をもって感じた初の入院、手術だった。特に看護師の方々には感謝したい。


今回はここまで。次回へ続く。


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