NYに住み始めて思うこと①サービス

月並みですが、改めてアメリカの人種のるつぼを実感します。日本もポストコロナ後はインバウンドも増えて多少外国人の流入も増えたかと思いますが、やはり黒髪の黄色人種のhomogeneousな印象が強く、多少の目鼻立ちや背格好の違いでも気にしてしまうところが、こちらでは比較にならないほど一人一人が違い過ぎるので、その意味では同調圧力から解き放たれて自由でいいなと思います。

一方、逆に日本の同調圧力が良い方向に働いている例として、サービスレベルが高かったり、街がキレイでゴミが落ちていなかったり、「別に上司が逐一監視して、サービス低かったらクビになったり、逆に高くしたら給料上がったり、ゴミを道端に捨てたらシンガポールのように多額の罰金を取られるからとかではなく、日本人だったらきちんとしてないと恥ずかしいよね」的な社会的同調圧力によって高いレベルで物事が進んでいるのだなと思いました。

こちらでは、チップでサービスの良し悪しを経済的なインセンティブでコントロールしていますが、結構これはこれで分かりやすくはあるものの、日本の無料の高いサービスレベルに慣れてしまっていると中々疲れます。レストランやプレゼントの高級度合いで態度が一変する港区女子(死語?)がアメリカ全土のサービス業で働いていると思うと感覚的に分かりやすいかも。

そういうことなので、レストランなどの接客業以外のチップがない業態(携帯やインターネットの契約窓口、車のディーラーなど)においては、しっかりネゴをしないといつの間にかボラれていたり、高いプランにされていたりするので、気が抜けません。。その意味では仕事以外でも私生活で追い込まれるので英語力が鍛えられて良いのですが。。

ということで、アメリカ生活は約10年ぶりなのですが、色々とまた思うところが出てきましたので、自分の備忘もかねてここにつらつらと思いついたら書いていこうと思います。


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