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問題を反対側からながめてみる

※この記事は占いサイト・WORDSさんで書いたコラムを再掲しています。



何かに悩んでいるときはその思考から抜けられず、行くべき方向性を失いがちです。そんなときに意識するといいことを、西洋占星術(星読み)の観点からお話しします。

考えごとから抜け出せない

悩みごとや不安はいったん考え出すと、なかなか止まらないものです。
不安が不安を呼び、悩めば悩むほど葛藤を呼びこみます。
早い段階で誰かに、その心の内を話すことが出来ればまだよいです。
けれど、ひとりで思い続ける時間が長いと、次第に考え方が偏っていきます。

「どうせうまくいかないに決まっている」「何をやってもダメなんだ」と、あきらめの境地に入ります。
こうなるともう、うまくいくはずのこともうまく運ばなくなってしまいます。

視点を変える

「もう無理だと思う」そんな心境になってしまったら、考えることはやめましょう。
何でも否定してしまう、我慢してしまうようなら「赤信号」です。
肩の力を抜いて、全身をゆるめましょう。きっと痛みやコリも出ていることでしょうから。

そして、「もしも○○だったら?」という空想をしてみましょう。
「もしも○○がうまくいったら?」「もしも○○で成功したら?」そんな視点でいまを見つめ直します。

なんだか空しく感じることもあるかもしれません。それでも、現状からでも見つかる「可能性」を探していくのです。
きっと何か出来ることがあるはず。ちいさなことでも何でもいいのです。可能性は必ずあるはずです。

星読みが視野を広げる

占星術では、苦手なことがあるときや、現状を明確にしたいときには、反対側の星を意識します。
物事を対極から客観的に見つめることで不足している要素に気づき、バランスをはかるのです。

満月は月と太陽が180度の対極に位置するときに起こります。
お互いが向き合って手を繋ぎ、バランスを取るために大きなエネルギーがうごきます。
満月が浄化や手放しにふさわしいといわれるのはこのためです。

悩みの渦の中にいたのでは、何も変わらないままです。
時には全く正反対の環境に、思い切ってポーンと飛び込むチャレンジも必要です。
今いる場所では得られないヒントが、そこで見つかるかもしれません。
対岸から見る景色はきっと、いつもとは違って見えることでしょう。

そんな視点の切り替えや視野を広げる助けとなるのが、西洋占星術の世界観です。
あなたの思考の偏りは、星がバランスアップしてくれるかもしれません。

星の視点でいまを見つめ直してみませんか?

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