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【なぜ、冬至なの?】星読み的1年のサイクル

西洋占星術(星読み)の世界では「冬至」は一年のうちでも重要な意味を持つ「節目」と解釈します。今回は【なぜ、冬至なの?】についてお話ししていきます。

冬至は山羊座の季節

占星術の世界で一年の流れをみるとき、一年の始まりは「春分」にあたります。2022年の春分は3月21日でした。ここからの1ヶ月は「牡羊座」の管轄になります。
4月下旬には「牡牛座」5月下旬には「双子座」・・・というふうに続いて、12月下旬の冬至(今年は22日)を受け持っているのが「山羊座」になります。「山羊座」にはキーワードのひとつとして、ズバリ「目標の達成」があります。

冬至は「完成のとき」「結果を出すとき」

山羊座は牡羊座から数えて10番目のサインです。
「10」の数字は「物事の完成」の意味を持ちます。
時計の9時の位置からはじまって、反時計回りに牡羊座からひとつずつ12星座を配置していくと、テッペンの12時の位置に来るのが山羊座です。
山羊座には「山」の字が含まれますが、その文字の通り山羊座は12星座の中では山の頂上と捉えることが出来ます。

時計の9時ー3時の水平ラインを境として、下半分が春分→夏至→秋分です。
12星座でいうと牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座の時期までです。
水平ラインより下を「地下」と解釈すると、この期間はじっくりと計画を温めて大事に育てていく時間になります。
球根が土の下で春を待って準備を整えているようなイメージですね。
夏至から秋分までの3ヶ月で一気に枝葉を茂らせ、花を咲かせ、実を付けます。

一番のヤマ場を迎えようとしている今、このとき。

そして、いよいよ外の世界に向けてアプローチしていくのが秋分です。
刈り取った実を携えて、秋分から冬至までの3ヶ月で目標地点を狙います。
12星座では天秤座、蠍座、射手座の期間になります。

この時期は理想に向かってとことん突き進んでいくタイミングで、
一年の中でも一番の山場を迎えるときです。
「山羊座ヤマ」の頂点に向かってひたすらに登っていくときなんですね。

今はまさにその時。とことんを追求する蠍座の時期です。
それだけに今が、結構キツい・しんどいと感じる方も多いのではないでしょうか。
でも大丈夫!それすらもうまく星の動きを生かしている証拠ですから。いま頑張っておくと、冬至の時期には何かしらの結果や成果、報酬やご褒美が得られるはずです。

陰が極まる冬至の時期

占星術はおもに西洋で発展したものですが、東洋の陰陽論には「陰極まって陽となす」という言葉があります。
「極限にまでたどりつけば陰が陽に逆転するよ」・・・ざっくりいうとこんな感じでしょうか。笑
冬至を控えた今の時期は確かに日暮れが早いですものね。
陰が極まっている、加速しているということでしょう。

それが冬至を境にして、陽の差す時間が次第に長くなっていきます。
陽に転じて、やがて春に向かうんですね。
ちなみに12星座を陰と陽で分けると山羊座は「陰」のグループに属します。陰の星座のあとには必ず陽の星座が配置しています。

下山しながら春に備える3ヶ月

時計の9時ー3時の水平ラインの上半分、「山羊座ヤマ」の頂上である冬至を過ぎると、あとの3ヶ月は下山のタイミングです。
山羊座、水瓶座、魚座の時期は冬至で得た「成果」をもとに次のサイクルに備えていきます。
この時期には頂上を極めたあとの達成感と安堵感(脱力感)がありますから、新規のことよりも一年のまとめや片付け、手放しをすすめていく方がうまくいきます。

逆にいうと、発展や拡大の時期とはいえないです。
今のテーマにけじめをつけて、次のステージに備える方に力を注ぎましょう、という感じです。

だから、冬至なの!

WORDSさんの今月のキャンペーンをみたときに、さすが!!と思いました。

そう、今。
冬至に向けて加速している今が、実はとっても大切な時間なのです!!

さらに来年の春分の頃には社会を象徴する土星や、時代を大きく変えていく冥王星もサイン(星座)を移動していくので、世の中もどんどん変わっていくことが星の世界では予測されています。
今まさに、時代は転換期を迎えようとしているのです。

でも不安になる必要はぜんぜんないんです!
なぜなら、いつでも星はしあわせへの道筋を示してくれているから。

星がもたらす出来事はいつでもしあわせ行きの道へと繫がっています。
星の声が聴けるようになると恐れも心配も焦りも気にならなくなります。
あなたのホロスコープチャートは宇宙から贈られたオンリーワンの宝石箱。そっと開いて星の輝きを一粒ずつ見つめてみましょう。
きっと今が輝きだすから☆


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