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25~35歳頃ー太陽期は「自分を生きる」ことを意識するとき

占星術には「年齢域」という、
人生の節目の年代を10天体にあてはめて解釈する方法があります。
0~7歳=月、8~15歳=水星、16~24歳=金星、25~35歳=太陽、
35~45歳=火星、45~55歳=木星、55~65歳=土星・・・という感じです。
今回は25~35歳頃の「太陽期」をテーマにお話していきます。



太陽期は迷いながらも進んでいく

一般的に25~35歳頃といえば、大学を卒業して就職して、社会人としても慣れてくる頃です。

次第に責任のあるポジションや難しいプロジェクトに携わる機会も増えるでしょう。仕事を通じて様々な人と出会い、経験やスキルをどんどん重ねていく時期でもあります。

そういった環境の中でふと、自分はこれでいいのだろうか・・・という疑問や不安を感じたり、これから先のことや、パートナーとの関係など、未来について意識しはじめる頃でもあります。

大人の階段を上りながら、立ち止まっては、振り返ったり先を見上げたり・・・そんな時期ではないでしょうか。

自分を生かす方法を学ぶ太陽期

あなたが年齢を重ね、長い人生を振り返ったときに「あの頃やっていたことが自分の持ち味を生かす分野に気づかせてくれた」と感じることが太陽期で起こることです。

自分の能力を生かすことは「自分自身も周りの人もしあわせになること」につながります。

そこに具体的な職業名はつかないかもしれません。収入やお金に繫がらない事柄のことの方が多いかもしれません。

・なぜか自分にそのお役目が回ってくる
・自分以外に出来る人がいない(やらざるをえない)
・自分の意思とは関係なくやることになってしまう
・自分が携わることで周りの人にとてもよろこんでもらえる
・結果、自分自身がとても生き生きとしてくる

いま就いている職業の中でこれらに気づくこともありますが、そこに「他人の思惑が絡んでいないこと」「自分らしさが生かされていると感じるかどうか」が大きなポイントになります。

目の前に訪れたことはとりあえずやっていく

一生を通じていえることですが、訪れる出来事は自分の意図と反することがほとんどです。
「なんで今?」「なんでこのタイミング?」「なんで私ばっかりが!?」そう感じる出来事こそ、「自分を生きる」ヒントに出会うための、チャンスの到来なのかもしれません。

人生の目標や生きる意味、自分を生かす方法は残念ながらすぐに分かるものではありません。逆をいえば、今すぐに分からなくても大丈夫なのです。

日々いろんな経験を積みながら「もしかしてこういうことかも?」と感じ、気づいて、行動して・・・をくり返し、長い時間をかけて見つけていくのです。

・感じたこと(直感)を無視しない
・気づいたらやってみる・とりあえず行動してみる
・自分の人生は自分で切り拓くと決意する

これらを意識することでよりよい未来が開けてくるはずです。

自分の至らなさや「青さ」みたいなものを感じて、葛藤の多い太陽期ではありますが、ひいては自分のための時間であることを頭の片隅におきながら、それすらも楽しむ「遊び心」でこの時期を駆け抜けていって欲しいと思います。

焦らなくてもいいんだよ。
大丈夫、すべてはうまくいっています。


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