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はやぶさ2 宇宙に生命がいる可能性?

小惑星とは宇宙にある🥔ジャガイモ🥔のような形をした岩で、よく太陽系の化石とも言われています。地球🌏にある岩は太陽系ができた頃に隕石が衝突したりして一度ドロドロに溶けてしまい、昔その岩にはどんな物質が含まれていたのかは分からなくなってしまいました。🤷‍♀️しかし小惑星は昔の岩🪨そのままなので、小惑星のサンプルを取ることで、恐竜の化石を掘り出して昔の地球の姿を覗き見するように太陽系の過去を見ることができるんです!🫣

初代 『はやぶさ』

はやぶさは世界初の小惑星探査という挑戦に出て、「イトカワ」という小さな小惑星の表面の砂を地球に持って帰ってくる、偉大なおつかいをしました。

はやぶさは真っ暗な宇宙で迷子になったりエンジンが壊れたり、さまざまなトラブルに直面したけれど、しっかり砂のサンプルを地球に届けてくれました。最後は綺麗な流れ星になって、帰りを待っている人たちにさよならを言っているようでした。(サンプルの入っている部分以外は大気に入る途中燃えつきた)

はやぶさが教えてくれたのは、イトカワを含めた多くの小惑星がどう作られたのか、という疑問の答えです。

サンプルを調べてみると、イトカワの砂は「1000℃に熱された」ということが分かりました。これは大きな天体がぶつかり合って粉々に砕けたあと、重力によって集まってできたという仮説の証明になりました。(source)

小惑星から砂粒をほんの数グラム採取してくるだけで、私たちの住む太陽系への理解がぐんと高まりました。

この世界初の挑戦を成し遂げて、科学者さんたちは「もっと理解を深めたい」「またもう一度挑戦してみよう!」と、はやぶさ2のプロジェクトを始めたのです‼︎

『はやぶさ"2"』

2014年の12月に打ち上げられて2020年の12月に帰ってきた「はやぶさ2」は「リュウグウ」と呼ばれる小惑星に冒険に行ってきました。

サンプルの入っている容器を開けると、お宝を探し当てたように小惑星の一部が沢山!オレオの食べかけみたいな黒い砂は地球の大気に触れないように特別な容器に入れられて、分析されました。

すると、なんと20種類ぐらいのアミノ酸が見つけられたのです!

アミノ酸はLEGOの一番小さなブロックのようなもの。何個ものアミノ酸ブロックをつなげると、長ーいブロックの塊ができますよね。アミノ酸ブロックで作られた塊はプロテイン(タンパク質)になります。

タンパク質を作るアミノ酸は生命に必要不可欠な物質です。アミノ酸が地球で生命を作り上げるのを助け、その物質が宇宙にもあると分かったら、宇宙にも生命がいる可能性は高くなりますよね。

これはサイエンスフィクションでもなんでもなく、実験から得たデータです。夜空を見上げて、この広い宇宙のどこかに生命がいるかもしれないって考えると、どんな生き物だろう?どんな暮らしをしているんだろう?どれほどの知識を持っているのだろう?とどんどん疑問が湧いてきます。私たちは本当にこの広大な宇宙の中で孤独なのか、もしくは宇宙の生き物図鑑の中にある数えきれないほどの生命の一つなのか、人類はまだ答えを知りません。

「はやぶさ」や「はやぶさ2」のような挑戦ではこの問いを追求し続け、これからも新しいプロジェクトで研究者さんたちは答えを求め続けます。

私達が生きている時代に答えが分かったら素晴らしいですね。
もしそんなことがあったらこのブログ記事に書きたいなぁ

では今日はここまで!See you again 🫡

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