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社会運動、イマココ ②成果

2016年から見たら、成果は、女性と性的マイノリティの権利運動にありました。

伊藤詩織さんのBLACK BOXに始まり、各界の性暴力被害の訴えがあり、二次加害の問題や、トーンポリシングやマンスプレイニングなどの問題が共有されました。みんな黙っていただけで、同じことを考えていたんだな、みんなと離れていても同じ時間を過ごしていたんだなと実感できました。

性暴力の問題が共有されると、民法が100年越しに改正されて、不同意性交罪ができました。東京都議会で初めて痴漢が取り上げられて、撮影罪ができました。

一部のフェミニストが煽られて、トランスジェンダー差別が広がってしまいましたが、私はシス女性として、トランスヘイトに反対してきました。司法はトランスジェンダーの側に立ってくれました。戸籍変更の際の手術要件は違憲だという判決が出ました。今では岸田首相も、正しいリテラシーを持っています。

最近では、同性婚を認めないのは違憲だという判決も出たし、選択的夫婦別姓については、経団連会長からも「一丁目一番地としてやってほしい」との要望が出され、実現まであと一歩となりました。

(③に続く)

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