源展~Japanese Crazy Art~に行ってみた。"真っ白"な感想


皆さん、こんにちは。紫音です。
本日は京都にて行われているアート展『源展』に訪れた時の感想を記事として書きます。
最後まで是非読んでくださいね!







源展とは……?

情熱クラブについて


テレビ東京『やりすぎ都市伝説』の都市伝説テラーで有名な『Mr.都市伝説 関暁夫』さんが手掛ける『情熱クラブ』という集まりが有ります。
情熱クラブとは、時代の転換において様々な困難を乗り越える為、防災や減災に向けた取り組みを行っている団体。いざという時に『危機』という物が訪れた際に、民間で立ち上がり一人でも多く助ける『助けられる側ではなく、助ける側に回る』という精神で活動をしているそうです。志を一つにして情熱的に活動する方々です。

詳しい情熱クラブの方々の活動記録はnoteで報告しているので、気になった方が居ましたら『Mr.都市伝説 関暁夫の情熱メディア』で検索してみては如何でしょうか?


アート部


情熱クラブの方々はサークル活動を行っています。その中に『アート部』が有ります。

そう、このアート部の方々がアート展『源展』を開催しているのです!
源展には様々なアートが有ります。
幾何学的に美しいアート、都市伝説的なアート、可愛らしいアート、躍動感が溢れるアート、お客さんが動かさないと分からないアート、お客さんが作るアート、映像作品……etc

様々な種類が有りますが、共通してる物が有ります。

それは、アーティスト達がそこに来たお客さんに伝えたいメッセージがある。つまり、強いメッセージ性が有る。

今回はそんなアート展の感想を書いていきます。
(以降、アート部の方をアーティストと表記する)







源展:ぎおんギャラリー八坂編


今回の源展は一味違います。今までは一つの場所で開催されていました。

しかし、今回は二つの会場で開催しています。
これを知った時には「規模デカッ!?」と驚いてしまった。それと同時にアートが増えている事に嬉しく感じました。

二つのギャラリーはそれぞれ雰囲気が違います。
ぎおんギャラリー八坂では『crazyを全面に日本人に問いかける異空間』というコンセプトだそうです。           







プロローグはYoshi Sunの映像作品で


一番最初に観る事になるのは都市伝説やスピリチュアル考察系YouTuber『考え方の学校 Yoshi Sun TV』の映像作品。
去年の源展でもそうでしたが、Yoshiさんの映像作品を見てから様々なアート作品を観賞が始まります。まさに、物語のプロローグです。

Yoshiさんの映像作品は考えさせられたり、自分の中にある潜在的な何かが目覚めそうになる素晴らしい作品です。今回はネタバレを避けつつ言えば、我々一人一人の役割って有るよねって事を感じます。







アーティストが語る:岩原亜紀子さん編


源展にはある特徴が有ります。
それは、『アーティストがその場で解説してくれる所』です!
源展で暫く観ているとアーティストの方が声を掛けてくれる事があります。そして、分かりやすくその作品のメッセージ性を解説してくれます。

アーティストの『岩原亜紀子』さんには、不思議な縁によって去年の源展でみなとみらいの時からお世話になっています。今回もそうですが、自分の作品だけではなく仲間の作品の解説もしてくれます。

今回はそれだけでは有りませんでした。
話をする中で、アートの話題だけではなく、互いの話、都市伝説の話、防災の話……など様々な話を聴く事が出来ました。

アート展ではあるけど、情熱クラブのメンバーと一般人が密接にアナログでコミュニケーションが出来る現場でもある事を改めて感じました。
そこでしか体感出来ない貴重な体験は、絶対に会場に来た方に変化させるトリガーになる。
俺はそう確信しています。全てはあなた次第ですが――。

話を作品に戻します。今回、面白いと思った岩原さんの絵があります。都市伝説で聞いた話を親の方に同じ話を聞いた事を元にして描いた作品です。俺のうっかりでタイトルをメモし忘れてしまいましたが、この記事を読んで実際に来場するのでしたら二階の左の奥に有ります。会場で岩原さんの解説を聞いて作品を楽しんで下さい。
凄い必然的で特殊な現象を体験してから描いた作品って今まで聞いた事無い、だから面白い!

そして、日本人に向けたメッセージが散りばめられているのを確認してみて下さい。







アティストが語る: 小方大樹さん編


次に『小方大樹』さんと出会い、小方さんの作品の解説を聴きながら作品を視ました。もちろん、小方さんも他のメンバーの作品を解説してくれました。
仲間達との絆が強い、と感じますね!

小方さんの二階に飾られている作品では少し衝撃が強いけれども、日本人に対するストレートなメッセージが有ります。
前回のみなとみらいで源展に飾られていた絵(恐らく、源展のインスタグラムで投稿されてるかな?)もそうですが、小方さんの作風は魅力的です。
アートでこの様な伝え方が有るのか、とあの時は驚きました。

今回、小方さんの作品で面白いと感じた作品『תתעורר יפני!』です。小方さんの解説を聞いて、『しっかり見つめて』下さい。

小方さんの作品は一階にも有りまして、二階とは違い落ち着いた雰囲気の作品です。
龍のイヤリングや土偶の様な作品、沢山の猫が描かれている作品『可能性』、猫のTシャツ。
その一階に飾られている小方さんの作品の中で一番好きなのは龍のイヤリングです。

先ほどの岩原さんの回と同じく、小方さんと話しました。
実はこの記事を書くのに大分悩んでいたのですが、その事をついつい漏らしたらアドバイスを頂く事が出来ました。有り難う御座いまました。
次会う時は「有り難う御座います」とリアルで伝えます。

芸術だけではなく、妖怪に纏わるミステリーの考察もありました。
実は、俺が京都に来た理由の話をしまして、その中にある妖怪の話をしたら興味を持って下さいました。
小方さんのその考察が中々面白い!
芸術に長けているからこそなのか、着眼点が凄いんです!

多分、妖怪の話題を源展でするのは俺だけだと思いますが、実際に読者の方が来場してアーティストの方に芸術の話題やミステリーの話題を振ると面白い発見が有るかもしれません。







一階のグッズ販売


源展では一階でアーティストのイラストが描かれたポストカードや缶、小方さんの猫のTシャツ、源展のクリアファイルなど販売しています。
どれもこれも素敵な物ばかりですので、来場したら自分が気に入った物を買ってみて下さい!
因みにポストカードは100円から大体300円なので気軽に買えると思う。

決してアート展に入って買うように催促される事は無いので、安心して下さい。源展のアート展でお金が掛かるとすれば、最小で入場料800円。 グッズを買うか買わないかは全て自分の判断だけです。







2022年の源展が重なる


様々な項目は『源展を知らない人』に向けてのお話です。しかし、この項目だけは『去年訪れた人』向けのお話。

今回、二階へ岩原さんに連れて上がった時の出来事。
一瞬にして、去年の源展の光景が脳裏に浮かび上がったんですよ。
解説やお話を聴き終わってから、アートを楽しみつつも絶対に脳裏に浮かび上がる。
現在と過去が交差してるかのように。この感覚、こんな風に表現をしてますが、

体感しないと分からない。俺は断言する。






ギャラリー八坂での感想を述べた際……


ギャラリー八坂を出る少し前に「一番良かった作品は有りましたか?」と訊かれました。
その時に「どれも良くて決められないですね……」と答えました。

今、この記事に書いてる時でもやはり「どれも良くて決められない」としか答える事が出来ません。
例えば、アーティストの作品の中でなら先ほどみたいに答える事が出来ます。 

しかし、全ての一体となったあの空間で決められない。どれもアーティストの個性とメッセージ性を客にぶつける位に熱いし真剣だから。だからこそ、決めがたい。

きっと、時が経てば感想が変わると思います。「あの時は決められなかったけど、今ならこの作品かな?」と思う日は来ると思う。
しかし、良い意味で決める事が出来なかった理由だけは変わらずに残ると確信しています。





ハプニング


ギャラリー八坂を出てからギャラリー悠玄を向かう途中、受付の方が此方に走って来ました。

何事かと思っていると、わざわざ俺が買ってポストカードを忘れてたのを届けて下さいました。

その優しさ、本当に有り難う御座いました!







源展:ギャラリー悠玄編


ギャラリー悠玄ではテーマが『隠れ家的癒し世界』だそうです。
その名の通り、ギャラリー悠玄がある場所が隠れ家の様に静けさがある場所なんです。そして、中に入ると癒しのアートが広がっている。

俺が訪れた時にはアーティストの方が『ハンドパン』という楽器で演奏していました。その音色が心地良く、今この項目を書いてる際も思い出す位に綺麗です。

展示会の天井では、無数の緑のレーザーで上空を動きながら照らしています。そして、面白い仕掛けが施されています。
それは天井に吊るされた白いベール!
レーザーがただ動くにしても、天井で光が動き回るだけになるでしょう?
しかし、凹凸のある白いベールに当たっていると――。
どう見えるかは来場して観て下さい。
美しいですよ、あの光景!







アーティストが語る:馬場広大さん編


この会場で話を聴いたアーティストは一人だけ。
『馬場広大』さん。

馬場さんとは去年もお会いしましたが、岩原さんに紹介されて握手して終わってしまっていたので、今回は作品についてしっかりと解説を聴きました。

作品のタイトルは『揺らぎ』
一見、美しいだけの絵に見えますが、強いメッセージ性の籠った作品。
個人的にギャラリー八坂に有っても違和感が無いくらいに個性が強い作品だと感じます。しかし、あの癒しの空間に有っても違和感が無い。
調和性のある素敵な作品です。見た所綺麗で美しいのですが、馬場さんの解説を聴かない限りメッセージに気付く事は出来ません。
そのメッセージを聴いた時、俺の中で凄い共感出来る物が有りました。『自然』が好きな人程楽しむ事が出来ると思います。

ギャラリー悠玄の作品の中で一番好きです!







まとめ


感想記事は如何だったでしょうか?

源展ではアートを楽しむだけではなく、アーティストとコミュニケーションが出来る素晴らしい空間です。
そして、(作品のメッセージやアーティストとの会話による)情報だけではなく人との暖かさを感じる事が出来ます。本当に暖かいから!

源展は今週の日曜日、11月19日まで開催されているそうなので、リアルで体感してみて下さい!

以上、紫音がお送りしました!






あなたに伝えたいメッセージ

【警告】

恐らく居ないと思いますが、結末を知りたくて最後の項目だけ見ようとしている人は居ませんよね?
もし、そうなら最初の項目へお戻り下さい。

また、少し口調が荒くなる場面も有りますのでご容赦下さい。



最後まで読んで頂き有り難う御座います。
源展について興味があるからこそ読んで頂けたと思います。
もうお気づきでしょうが、この記事は何かおかしいと感じた筈。

そう、写真が無い。

感想記事だから写真があると思ったと思います。しかし、無い。変わりに真っ白な空白のみ。

実は源展に来た際にカメラは持っていました。「写ルンです」を持って、アーティストさんに許可を得てから撮影しようと考えていました。でも、止めました。

レビューなり感想文なり見て満足してしまう人って出てくる事があります。それって勿体ないと俺は思う。だから、自分の目で体験して欲しくて撮らなかった。

あなた以外が作った感想文やレビューなんて、他人の物でしかありません。しかも、それが本音とは限らないし今流行りのAIで作った物かもしれない。
それをそのまんま解釈するのは、団体や人を理解したとは言えない。
本当に理解したいなら、足を踏み入れて体験をしてみませんか?

そして、俺が体験した以上にあなたの思い出と言う名の彩りのある写真を飾ってみませんか?

そんなメッセージを籠めながらこの記事を書きました。でも、それだけではありません。




この記事を読む人で、もう既に源展が好きな人に向けてのメッセージも有る。

好きなら表現してみないか?って。

源展に限らず、好きな人や応援したい人って居る筈。でも、ただ「陰ながら応援してまーす」とか言うのではなく、その人に届く位の情熱を表現してみねえか?って事。

その人に向けて伝える。その人の好きな所を共有する為に第三者に伝える。

伝える事が出来る時に伝えなければ、二度と機会が無い事が有る。
今、会えるからこそ、表現が出来るからこそ、想いを伝えてみませんか?

応援しているコンテンツなら、一緒に盛り上げて行こうぜ?



長々と書きましたが、純粋に一般人ながらもっと応援したい。それだけです。
初めての感想記事且つメッセージを籠めた記事ですので、指摘がありましたらすぐ改稿します。

最後に

情熱アート部の方々、有り難う御座いました。また会いましょう。次に感想記事を書く時はもっと上手く書きますね!

この記事を読んで来年源展に訪れる方、リアルで俺と
会う時があったら楽しく話しましょう。その時は面白い話を用意するから!


最後まで、読んで頂き有り難うございました!!

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