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『天官賜福』を語る会 その四

こんにちは。ふわちゃまるです。
今日はアニメ『天官賜福』第七話から第八話お話です。

半月関に向かった謝憐、三郎少年、南風、扶揺は砂嵐で足止めとなりました。この洞窟内で見つけた塚にはある兵士のことが書かれていて、それは何を隠そう謝憐のことでした。
200年前に謝憐は半月関で兵士をしていたことがあったんですね。
そんな洞窟内で三郎少年に変化がありました。
突如現れた蠍尾蛇に謝憐が刺されたことで態度が一変し、無言で毒を吸い出すと謝憐の顔をじっと見つめた後ですさまじい形相で蠍尾蛇を睨みつけ一瞬で破裂させました。
そのあと、善月草で謝憐の手当てをした後は顔を背けてしまった…。
そんな彼は罪人坑の淵に立ち、「少し離れるだけ」と言って自ら罪人坑に落ちていきました。
謝憐の顔をみたまま落ちていく姿は本当に美しくて息を呑むほど。
三郎少年って本当に魅力的なんですよねぇ… でも、花城の姿でこれをされたら私はたぶん気絶していたと思うよ。

小説を読むと三郎少年の不思議行動を謝憐がとても不安に思っていることがわかります。
兄さん、兄さんとなついていたのに急に何も話さなくなったり、顔を背けたりと三郎少年の態度はコロコロ変わりますからね。
小説にその理由は一切書かれていません。
でも、なんとなくわかる。わかるよ、うんうん、花城にとって謝憐は言葉では表せないほどの存在ですから、守れなかったことは罪になるのでしょう。触れるなんておこがましいという感じなのかもしれません。でも、好きだからやっぱり触れたい…、あぁ、なんてせつないのっ

いつの日か、すべてを話せる日が来たのなら、花城が素直に謝憐の手を放さずに想いのすべてを伝えることができたらと願うと目頭が熱くなるのは私だけでしょうか… ううっ
花城、がんばれ!

次回は第九話と第十話をお話しします。

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