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怪談3つづき

奥の部屋の先輩は確実に私の部屋に誰か居るから
文句を言ったと主張した。

男と喧嘩してたり声がでかいと…

本当に身に覚えが無い!言いがかりだと
あたしも強く主張した

結局周りも何もしてくれず
あたしはその日から友達の家を転々としたり
お店に寝泊まりするようにした

数ヶ月過ぎた頃。
電気代がめちゃくちゃ高くて困ると
社長と店長から注意を受けた

寮に帰れないから仕方ないじゃないか!

もうひとつ部屋を借りてもらうか…
引越しできるくらいの給料を…か…
奥の先輩スタイリストなんだから
いい加減出ていってくれ!のどれかの案を
のんでもらうよう説得した

社長はたしかに入社して7年の子を寮に置いておくと
新人の為の寮だからなーと

奥の先輩に一人暮らしを促してくれた

奥の先輩は無口で
お世辞でも人当たり良いとは言えないような人だった

奥の先輩が引っ越した後
しばらく1人で寮暮らしをすることになり
そこそこ快適だった(* 'ᵕ' )

そして年度末になり
新人さんが入社してきて
寮に入ることになった

自ずと私が奥の部屋に行くことになり
(奥の部屋は収納が沢山ある)
部屋のものを移してる時に
奥の部屋のあるものに気づいた……

(続く)


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