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結局自己防衛が大切なのかもしれない

最近読んだ本について書こうと思う。

その前に私の読書遍歴について。 
3歳頃、もしくは2歳頃から本を読んでいたと思う。もちろん、子供がよく読んでいるスーパーのマニ車のように回るブックスタンドに置いてある薄っぺらい本が最初。
その後、私の母の妹がバムとケロという絵本をくれて一気に私の読書人生が花開いた。バムケロは今読んでも面白いと思う。みんな読んで。
小学生になり、みんなが解決ゾロリやこまったさんシリーズ、ズッコケシリーズを読んでいる時に私はデルトラクエストやダレンシャンシリーズを読んでいた。別に解決ゾロリやズッコケシリーズを読みたくなかったわけではない、隠キャ真っ盛り小学生だった私には人気シリーズを読む順番が回ってこないのである。
でも、あの頃に読んだダレンシャンやデルトラクエストは本当にワクワクする大人の冒険期と言う感じで小学生だった私は自分一人が大人になった気がして一人ほくそ笑んでいた。

中学生にあがり、本より漫画!だった私は週刊少年ジャンプを愛読し、テスト勉強をしないで漫画を読んだりとまあ典型的クソガキの道を歩いていた。
その頃に読んだ本はあまり覚えていないが、小学校の時から一緒の同級生(めちゃくちゃ頭がいい)に「面白い本教えてよ」と言った時にお勧めしてもらった本は記憶にある。星新一のショートショートだ。
星新一、これは本当に衝撃を受けた。
短編のため飽きずに読めて、尚且つ精密な話の構成にグッと引き込まれた。特に記憶に残っているのは「おーいでてこーい」という話。ここでどんな内容か明言するのは避けるが、2個上の先輩がこの話を英語でスピーチしてたのも相まってめちゃくちゃ覚えている。
ちなみに自分で話を書くようになったのもこの頃。理由は聞かないでくれ、話せないこともある。

高校生になり、朝に読書をしなければならない時間があったため、強制的に本を読んでいたのを思い出す。不真面目クソバカ女の私は友達から本を毎回借りていた。その時に乙一という作家を知る。基本的にホラーは読みたくないのだが朝ということもあり怖さより面白さが勝ってスイスイ読めてしまった。最近読んでないからまた読もうかな。
また別の友達に貸してもらった小説で青の炎という小説がある。貴志祐介著の作品であるが私はおそらくこの小説が一二を争うレベルで好きだ。高校3年間の夏休みの宿題であった読書感想文は毎回これについて書いていた。擦りすぎだろ。

話はとんで大学生。
大隠キャを拗らせていた私はあまりある時間を本を読むことに費やした。
本当にこの4年間でいろんな本を読んだ。
図書館で借りれば良かったのに本を買って読んでいたためバカみたいに金欠だった。
もやしを食べながら本を読み耽っていた気がする。いかれすぎだろ。
この大学時代にPhilip K. DickだったりGeorge Orwell、伊藤計劃を知った。好きな男が好きな本を読んで理解した気になった愚か者だった。でも本は面白い。SFは今でも好き。

そんなこんなで私の読書遍歴(笑)を書くのに原稿用紙3枚分使ってしまった。
本題に入りたい。

最近読んだ本であるがとある人から教えてもらって速攻図書館の予約にぶち込んだ。20何人待ちとかでようやく最近私の手元にきたのでレビューしたい

頭のいい人が話す前に考えていること
著:安達裕哉

所謂、小説ではなくビジネス書と呼ばれるものである。これはめちゃくちゃタメになった。
社会人になってからの私の課題、人に物事をうまく伝えることの解決方がここまでうまくまとめられている本を私は知らない。
この本にも書いてあったのだが、頭のいい人は話す前にどれだけ立ち止まれるかが鍵らしい。
脳直で話をしてしまう私はこれだけでもだいぶ衝撃がデカかった…「考えてから話すこと」この当たり前のようなことができない人が実は社会には多い。私もその一人だ。話すことはあくまで人に物事を伝える一つの方法にすぎない、目的はいかに自分の思考を深められるか、どうやって相手に伝えるかということが大事なのだとありありと感じた。
特にありがたいなと思ったこととしては、著者はこの本を読み返さなくていいようにシートをつけて話す前に見返せるようにしているところ。
本を持って話す時にその場で読み返すということは現実的ではないためこれはありがたかった。
また、つい話す時に出てきてしまいがちな承認欲求をいかに抑えるか、これが話す上でのキーになる。
私は自他共に認める承認欲求モンスターなのでこの辺りは特に参考になった。でもこれをしっかり参考にするためには自己承認が大事だ。自己評価が低いので承認欲求モンスターになってしまう私を今後は自分自身で愛していこうと、そう心に決めた。そうすることで他の誰かを素直に認められるようになるといいなと思う。

自分に自信持ちたいならさぁ、人の意見そんなに間に受けちゃダメじゃない?
自己防衛、自分磨き、投資、海外移住、日本脱出だよね?

私の中の自己防衛おじさんが出てきてしまったので今回はこの辺でお開きに。
私の説明、この本を読んだ割には分かりづらいかもしれないけど人間は常に成長していくものだと思うから…これから成長していくんだよね?(これも自己防衛)

ぜひ興味ある方は図書館で借りたり買ったりなどして読んでみてください。

ではでは

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