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ドラクエモンスターズでピサロと聞くとデスピサロ♀が脳裏に浮かんでしょうがない(ドラクエ関連で感じたあれこれ)

Switchを手放したからプレイ予定はないけれど、ドラクエモンスターズの最新作の主人公がドラクエ4に登場したピサロということで、ちょいと調べてみたらがっつりドラクエ4のキャラクターが登場するビルダーズのようなナンバリングベースのアナザーストーリーと知り、驚いた私がいた。

もっと言うなら、Twitter(現X)の公式垢のツイート(ポスト)でさらりとピサロが実は魔族と人間の混血の半人半魔という今までのファンの解釈を爆撃しかねない衝撃情報が公開され、流石の4未プレイの私すら仰角した。

ドラクエの魔王というのは基本的にとしてドーンと立ち塞がり、倒すことに後ろめたさを感じさせない存在と考えているので、まあ某テイルズオブの如くワケありな感じのあるピサロはドラクエの魔王として異端な上にリメイク版以降は仲間にもなっちゃうので、人気は高いが賛否分かれるキャラだ。

なんならピサロに限らず他のキャラも仲間会話のキャラ付けもあってか、ドラクエ4はFC版派とリメイク版派で好みが分かれているようにうかがえる。
特にクリフトはFC版の頃は冷静で生真面目なエリート美青年だったらしく、今のアリーナ命のヘタレ残念男子(CVグリリバ)の彼とは大きく印象が違う。

FC版の頃の冷静な正統派美青年のクリフトを愛していた人はおそらくオタク歴に年季が入ったお姉さま方だと思うので、当時の限られた情報からはばたかせていった想像や妄想などは醸造され続けられたものなのだろう。

リメイク版以降はピサロの公式デザインが出たのもあり、女性ウケする美形枠はクリフトではなくピサロになったのであろうとは感じられるし、リメイク版から触れた人は姫様命なヘタレ男子のクリフトに萌えた人もいるため、テイルズのオリDリメD戦争の如く、冷静な正統派美青年なFC版クリフト派とヘタレ男子な今のクリフト派はお互いに相容れられないものに思う。

で、あくまで私個人から見た印象を語るとすると、私自身はドラクエシリーズはいくつかやっているが4は未プレイなため、あまりこだわりはない。
その上でリメイク版以降のキャラ付けの原型と思われるドラクエ4コマに親しみを持っていたため、リメイク版のクリフトに違和感は特にない。

むしろ、FC版の設定が特盛りで夢見すぎに見えるぐらいには驚いているし、リメ版以降のピサロの待遇に関してもそもそも彼はドラクエの魔王として異端でどちらかというとテイルズ寄りと解釈してるだめ、特に気にしてない。

というか、私がリメイクでガチギレしたのは新世界樹の迷宮ぐらいであり、テイルズの悪名高いなりきりダンジョンXもそれはそれ、これはこれとなんだかんだ受け流しているのを思うと、新世界樹が相当だったと感じる。

ただ、FC版の頃は冷静で生真面目な正統派エリート美青年のクリフトが存在していたという事実を知ると、その頃を知るファンからしか得られない栄養素があると感じられるし、私にはもう体験出来ない時代があったのだと。
FF4のカインやゴルベーザの素顔にも通ずるものがあるというか、私は既に公式で素顔が判明してから本格的に触れた人間ゆえ、彼らの素顔や髪型など想像していた時代の二次創作にはリアルタイムで触れられないのである。

商業作品はいつか公式が裏切ってしまう…と不信感を抱えてた私だけど、どんなコンテンツも長く続けるうちに変化は避けられないものだし、その上で商売も絡むわけだから好きな方向性が維持されるとは限らないし、安心して追い続けられるコンテンツって貴重なのかもな…。

Twitter(現X)の自分の本垢における呟きより

今やドラクエの関連作におけるクリフトはリメイク版以降のアリーナ姫命なヘタレ残念男子であるがゆえ、FC版の冷静沈着な彼が好きだった人が辛い気持ち自体は分かるし、詳しいことは言えないが心から信頼していたコンテンツでも公式や作品が在らぬ方向に進んでしまったという経験をつい最近私がしたのもあり、苦しい思いを抱き続けないためには手放す勇気や諦めも必要なんだと感じた私もいるけれど、それは決して簡単なことじゃない。

ドラクエ公式はファンの間で広まった二次的なネタを逆輸入しちゃうタイプだから、そういうのが苦手な人には辛い界隈だろうなと感じてしまうし、テイルズと同じくリメイクを優先するから原作派には肩身が狭そうに見える。

私自身、いくつかのドラクエに触れてきた人間であるが、そこまで界隈に足を突っ込んではおらず、外野の立場だからこそ冷静になれるのだろう。
なんというか、ピサロの話からクリフトの話になってしまったが、愛が強いからこそ手放せないし、これに関しては私にはどうにも出来ないとは思う。

ただ、私としてモヤモヤと感じたことを文字にして吐き出したかった。
版権ものを追い続けるのは本当に大変だと思った、そんちょーでした。

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